2012年04月10日
さて、利潤の正体が何なんだか解らない状態ですが、
仮に減価率の差によるキャリートレードが利潤の正体なら、平均利潤率は減価率の平均に収束する事になります。
付加価値の正体が在庫の減価率というのなら面白い仮説です。
一般的に減価率の大きい物は利益が小さく、価格も低くなります。
我が国も各産業でリサイクル市場が発達し減価率が大きくなり、物価は大きく低下しました。
お隣の国では一部のコンテンツ産業に減価率が適用出来ない状態で事実上産業が壊滅しています。
※割ってるから
という話を何となくですね。
一次産業の分野でも保存方法が発達した結果、減価率が大きく下がりました。
一時的に利潤は大きくなったハズです。
意外と高度経済成長の柱だったりして。

Posted at 2012/04/10 21:14:10 | |
トラックバック(0) | モブログ
2012年04月10日
さて、前の記事で仮説を提唱しました。
何故、長期的なインフレは起こるのか。
貨幣に対するマーシャル曲線でないバイアスの仮説です。
良く言われている利子によるインフレと同じ発想なんですが。
利潤とは何かを考える過程で「貨幣と在庫の減価率の差」によるキャリートレードの発生を予測しました。
在庫は減価し続けるが、貨幣は減価しない(しづらい)
両者にはキャリートレードが発生する、
減価率に差がある生産品の在庫にもキャリートレードは発生する。
これらは利潤になるという事です。
利潤によって増え続ける貨幣に対して在庫は減価し両者にキャリートレードの関係が発生する。
在庫に対して貨幣は増え続けるから、貨幣が滞りなく循環している場合に消費意欲につながるハズだ。
消費行動を通して両者の乖離は是正される。
これが長期的なインフレだとする仮説です。
つまり、金利では無く減価率の差の是正こそが長期的なインフレの原因だという事になります。
結果、
消費行動が追い付く場合に同じ条件下で経済はインフレ傾向になる、追い付かない場合にはデフレ傾向になる。
変わり種の仮説が生まれました。
消費行動が関わらない場合にマネタリーベースがどうなろうと、物価は変動してませんし、
資本は増え続けていますが、消費意欲に繋がらない特殊な状況、つまり金余りとデフレ傾向
意外と現状に沿っています。
少し調べたんですが、減価率をインフレの原因として追求している仮説は見つかりません。
ゲゼル通貨そのままの考えなのですが。

Posted at 2012/04/10 21:09:05 | |
トラックバック(0) | モブログ
2012年04月10日
ではマネーゲームの条件を洗い出してしまいます。
減価率によるキャリートレードの成立が意外な焦点となる、これは原理的に利潤が発生すると解っているからです。
私は需給の一致する単純な経済ゲームでは利潤は一度も発生しなかったと指摘しています。
重要なのは利潤の増加と低下ですから。
長期的な試行回数によって増大するストックのフローに与える影響が解るようにもなります。
おそらくはインフレギャップになるでしょうけど。
つまり面白い仮説です、何故、長期的なインフレは起こるのか。
利潤によって増え続ける貨幣に対して在庫は減価し両者にキャリートレードの関係が発生する。
両者の乖離が消費行動によって埋まろうとする力が生まれるから。
滅多に見られない主張のハスですが、確認してみます。
マーシャル曲線以外のバイアスでデフレ不況を説明していますね。
消費行動が追い付く場合に同じ条件下で経済はインフレ傾向になる、追い付かない場合にはデフレ傾向になる。
ですから『減価率』は経済ゲームの一つの肝になります。
もう一つが利潤発生の肝である在庫の取り扱いです。
在庫がマーシャル曲線に与える影響をここを読む皆さんはご存知ですね。
簡単に言えばマーシャル曲線を複数の層に分けるモデルが必要になります。
たとえば簡単に
在庫/需要+消費/需要=物価
現実の物価は多少複雑です。
ところが既存のネットゲームは市場原理という見えざる手を元にマーシャル曲線による物価の流動性をいとも簡単に達成してしまっています。
つまり内容は難しいが売買さえあれば、達成される条件となりますね。
金融業の導入。
売買には貨幣が必要になります。
貨幣の借入によって売買は成立するのです。
導入した場合としない場合で見るべきでしょう。
金融をいれるならレバリッジも導入したいか
フローと利潤を質にした金融商品です。
株もそうか。
生産環境の導入
ようはある生産品に対する生産効率ですね。
元締めは居るかどうか。
意外と以上の条件で成立しそうです。
ネットゲームで言えば新たなアイテムが増えていかないと不況が続くんですよね。
市場の情報が完全に近いですから、物価はすぐに低下します。
経済学的には非常に面白い現象なのではと思います。

Posted at 2012/04/10 19:43:20 | |
トラックバック(0) | モブログ