2012年04月30日
さて労働価値説。
生産なんて労働対価なんだから、労働量×質に換算出来るに決まってるじゃん。
というシンプルな説ですが、貨幣経済では労働売買が常に成立するようです。
彼らにとって労働市場というのは意外な論点なんじゃないでしょうか。
一言で言えば経済の根幹が労働市場で内容が非常にごちゃごちゃしているということです。
付加価値という点で労働売買がパレート効率性に直接影響を与えるようですね。
つまり雇用その物が付加価値の一部である事は間違いないけど売買を通して付加価値が安定しない、これは前の記事でも指摘しました。
それで最適な配分を前提に、これは元締めが決める事なんだから、価格の決定権というバイアスを強力にすると結果として今よりは上手くいくよねと、
これが日本の高度経済成長だったり江戸期の経済だったり座だったりによる小規模供給によるお金のモラトリアムという性質安定だったりします。
労働価値という点でマルクス経済学が正しかったという話。

Posted at 2012/04/30 23:57:56 | |
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