2013年01月31日
えーと経済の話です、ダウは続伸、日経も続伸、そしてユーロは高値更新です。
為替の値動きを追って居るんですが、面白い仮説を思い浮かべました。
先進各国による為替への無制限協調介入での、欧州危機の回避です。
昨今、指標に反する為替と株価の値動きが続いています。
株価リスクと国債リスクに対して、為替をヘッジに使っている。
とすれば面白い手品です。
根拠は色々とあるのですが、結論だけを言えば
通貨安競争のスケープゴートをEUの国債問題にヘッジしてユーロ高、引き換えにダウを維持して問題を先伸ばしにするドル安。
インフレがヘッジできてませんけどね。
そして円の値動きです。
崩壊した二つのハードカレンシーを支えるのが、円の役目。
ここから見えて来る事は、途上国との為替の差を、インフレリスクをヘッジしないで協調介入で潰しているという物。
そして、大きな仮説、リスクオフの流れを協調介入によって、インフレリスクのヘッジとして、為替相場でデフォルトしている。
あくまで仮説ですね。
でも、アメリカと欧州のインフレリスクを消すには良いアイデアです。
スイスが良い調整役ですね。
これが、今の高止まりする基軸通貨の秘密なんじゃないかなと思います。

Posted at 2013/01/31 21:06:07 | |
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