戦中・戦後の復興の中に育った少年の物語。この手の本は、好きなジャンルの1つである。戦争は二度と繰り返してはならないと思う。そう強く感じたのは、長崎や広島ではなく、鹿児島の指宿から程近い知覧(武家屋敷で少し有名?)にある、特攻記念館に行ったときだった。ここの空から、今から約60年前にお国のためにと片道の燃料しか入れずに飛び立ったそうだ。何故ここを知ったかと言うと、指宿YHのおじさんが絶対行ったほうが良いと言うので行ってみた訳で。俺はここで、一生のうちの5分の1の涙を流したかもしれない。そして、二度とこんなことは繰り返してはならないと強く思った。鹿児島、屋久島に行く機会があれば、是非とも立ち寄ってみてもらいたい。