新車を買おうと思ったことなどありません。お金が無いからです。そうじゃなくて、新車買うお金があるなら中古車買って、差額分をいじくりまわしたいの。新車って、ノーマルのままこれ以上性能上がらないでしょ?って言うか下がるだけ。ところが中古って、整備次第でどんどん良くなっていく。こういうところに楽しさと、愛着がわくんだよね。でも、整備もいつも巧くいく訳ではなくて、緩まないボルトにライダーキックをお見舞いすることもしばしば・・苦い経験も、いずれは血となり肉となり・・つまり経験として蓄積されていくのです。そして、バイク屋に出す工賃で工具を揃える。そしてわからない所はバイク屋に聞く、嫌な客です。しかし、あらゆる面でバイクを楽しんでいます。初めてやる内容の整備は、不安と期待が入り混じってしまいます。ドキドキです。私の師匠のふたみ氏は、外れないボルトにも物怖じしません。さすが、年季が違います。根気も違います。おそらく血がそうさせているのではないかと思いますが。とにかく考え方次第で、新車以上に中古車は楽しめるのではないかということです。(ある程度の覚悟が必要ですが)