2005年11月15日
世の中には、生きたくても生きられない人もいる。
何の不自由も無く暮らしている自分たちは、はたして、精一杯毎日を生きているのだろうか。
五体満足で生まれてきた多くの人たちは、歩いて、そして両手を自由に使えることを当たり前に思っているようだ。
両手を一時使用不可能に陥った俺でさえ、普通に両手で頭を洗ったり、自分でトイレに行けることの有難さを普段忘れて過ごしている。
最近は殺人事件が毎日のように報道されている。
人の命って言われても、実感がわかないと思う。
だから、犯行に及んでしまうのかもしれない。
人が死ぬことは悲しいことです。
身近な人が亡くなることによって、命の重みを身をもって感じることが出来ると思う。
俺は、前まで、例えば交通事故のような事件なんて無関心だった。
でも今は、重態、重傷と聞くと、あぁ死ななくてよかったと思うようになった。まったく見ず知らずの人にもかかわらず。
これはすごい変化だと思う。
実際にそんな経験をしなければ、気づかなかった俺が馬鹿なだけだとも思うけれど。
Posted at 2005/11/15 23:06:43 | |
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