2005年11月24日
建築確認の偽装問題で取り立たされている今日、本当に検査機関が機能を果たしているのかと疑問に思う。
昔、マンションや戸建住宅の現場調査をしたことがあるが、建築確認申請先がE○Iばかりだった。
もちろん、建築会社としては1つに絞った方が効率的だ。
なぜE○Iなのかを質問したら、早いからだと言っていた。
通常より1週間くらい早くあがるらしい。
まぁ、早かろうが遅かろうが俺には関係ないのだが。
ただ早ければいいのだろうか?
建築会社からすれば早ければいいのでしょう。
つまり、全ては売れればいいわけです。
営業マンなんて輩は、とにかく売れればそれでいいのです。
営業マンが建築に必要な知識を備えているとは思えないし、契約時に必要な重要事項説明もその営業マンがする必要も無いわけで。
契約が成立した時点で、宅建の資格を持ったものが説明すればよいわけです。
買主なんて所詮はど素人。それを言葉巧みに迷える子羊をビシッ!と収めてやるのが彼らの仕事菜訳ですから。
俺は嘘をつくことが嫌いだし、媚を売るのも嫌いだし、媚を売ってるやつも嫌いだ。
建築主なんて、細かなところをどこがやろうと、期間内に予算内に仕上げてくれればどこでも良いのです。
紹介されても、特に断る理由は無いでしょう。
そうですか、よろしくお願いします。と言うところでしょう。
ただプロの施工業者がいれば、配筋少ないんじゃないかと気付いてもおかしくないと思うけれど。
仮に、おかしいんじゃないですか?と言っても相手にされないと思いますが。
細かいところならまだしも、大きい元となるところは逆に目を瞑ってしまうのではないでしょうか。
多くの方は、内装が施される前のマンションの現場を見ることは無いでしょう。
そもそもマンションは青田売りです。
完成前に契約するものです。
なので、実物を見て買うのは売れ残りのマンションだけでしょう。
躯体だけのマンションといったらもう、みすぼらしいの一言です。
全てが張りぼてですから。
こんな張りぼてに住むのかと思ったら、俺はいやですね。
おそらく、全てが暗黙の了解の下で行われたものだと考えます。
Posted at 2005/11/24 17:00:30 | |
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