2008年01月14日
たいがい、毎シーズン青春18切符のお世話になっている。
1発の旅で5回分使うときもあるが、そういう長いのは、最近ではあまりない。
つまり余りが発生するわけで、こいつの処理に毎回頭を抱えている。
2回分。つまり1泊2日ならバリエーションが広がるが、それもなんかチョット中途半端だよな。
今回は1回分の処理をしてきた。
1回分だと、せいぜい関東県内をチョロット温泉でも浸かってくるか。というコースになるが、今回もそうだ。
去年の冬だか春だかは、袋田の瀧に会いに行ってきたなぁ。
暖冬のせいか氷結具合は今ひとつで「危険ですから登るな。」看板がありましたな。
「登るか。」って思いましたよ。フツーに。
それが今では、アイスクライミングとやらに心を売ってしまった。
昨日なんかはクライミングハーネスも買ってしまった。
いやはや困ったものだ。
今回は八高線~吾妻線という、ローカル列車の正攻法で仕上げてきた。
本当は、八高線~両毛線~水戸線という関東グルリンチョ的コースもよろしいのだが、この時期は温泉こそ正統派だよな。
吾妻線と言えば、草津温泉の玄関でもあるわけだが、浴衣姿のジジババがガハガハ歩いていたり、頭の悪そうなカップルなんかを見たくないので、一駅手前の川原湯温泉に行ってきた。
今日は恐ろしく早起きしてしまったのが大人気ないが、7時前には起きてしまった。
早起きすると、朝ごはんをキッチリ食べて、コーチャを飲んでコーヒーもレギュラーを入れて飲んだりしてしまったもんだから、8時に家をでた。
拝島で八高線に乗り、こいつがそのまま川越まで行くというので焦って高麗川で下りた。
次の電車まで1時間近くもあるではないか。
意味もなく川越まで次の電車で行って、その電車で再び高麗川まで戻ってきたのだよ。
それから再び八高線で高崎まで向かったわけだが、初めて乗る未知なる世界的なローカル列車の景色を逃すまいと、必死で窓の外を眺めていたが、うららかな日差しの入った車内は、地上の楽園と化し、寄居で俺の意識はついに途絶えてしまった。
高崎について、次の乗換えまでの間に「たかべん」という駅の立ち食い蕎麦屋のラーメンがウマイというのを朝調べたので食った。
350円で味もしっかりしていて、チャーシューも2つほど入っておおいに満足した。
吾妻線は川沿いを走るローカル列車で、実にいいですなぁ。と窓の景色に目を細めた。
川原湯温泉駅に到着。
駅で地図を手にして、温泉街への坂道を登ってゆく。
ここの王湯という公衆浴場は昔バイクで行った事があり、なかなか趣がよろしくて、ノスタルジックな感じが好きだったが、今回は別の混浴露天風呂に足を運んだ。
幸いおっさん達しか居なかったので良かった。
2時について5時まで頑張ったが、4時半頃にカップルが入ってきたのでいささか狼狽しましたね。
その女の人は貧乳だったので、同じ人間だわな。と思いましたよ。
しかし、混浴と言うのは余り気分のいいものではないね。
わりに混んでいたので、見るだけで別のところへ行ってしまう人もいました。
そういう人を見て、常連のオッサンは「アレは典型的な18切符だ。」などと言っていましたが「うるせえなこのジジイ。」と思いましたよ、わたしゃ。
しかし、この温泉街も数年後には八つ場ダムに飲み込まれてしまうのだ。
大昔の経済成長イケイケ時代の計画を今実行したところでどうなるのだろうか?
一部の人の利権にしかならないようなものを。
西の空に日が傾き、冬枯れの山の稜線をうっとりしながら眺めていた。
帰りの電車では、温泉で会った大阪から仕事で来ていた人と渋川まで、温泉秘境フェリー北海道四国うどん談義に花を咲かせちまったなぁ。
高崎で件のラーメンと、さらに卑しくもミニとろろ丼250円を頼んだが、どちらも売り切れ。
仕方なく肉そば400円。これもイケタ。
帰りも八高線で、高麗川で乗り換え1分。拝島で乗り換え1分という瞬殺技で帰ってきたのは10時前だった。がはは。
Posted at 2008/01/14 23:29:17 | |
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