2006年10月01日
「老化防止の効果がある」などと人気の医薬品コエンザイムQ10を含む健康食品として,大津市の健康食品会社「ニッショク」が製造していた商品「CoQ10」から,無承認の医薬品成分イデベノンが検出され,滋賀県は4日,同社を立ち入り調査し,製造販売の停止と自主回収を指示した。
製品は,和歌山県の販売業者がニッショクに製造を委託。
コエンザイムQ10の含有量が「1錠中30ミリグラム」と記載されていたが,
分析したところ約0・2ミリグラムしか検出されず,代わりにイデベノンが含まれていた。製品は330キロ製造され,1箱60粒入りで2万箱が販売されたことが分かった。
イデベノンは,脳こうそく後遺症の治療薬だったが,98年に医薬品の承認を取り消されており,肝機能異常などの副作用の恐れがある。
ただ,今のところ,この製品による健康被害は報告されていないという。
厚労省は、コエンザイムQ10が品薄のため,色や作用が比較的似ているイデベノンで代用しようとしたとみている。 (2005/03/05)
【考察】
今,後発企業で,COQ10の原料は手に入りません。
資生堂が大半を押さえています。
今COQ10を製造できる会社は,4社。
原料供給を受ける事ができるのは,大手の企業に押さえられています。
当然PX社も,その一部を押さえています。
COQ10にもピンからキリまであり,
PX社はそのピンである,とある会社のナノCOQ10の原料を使っています。
だから,どこの馬の骨かわからない健食メーカーは,原料が入手できません。
だから,ごまかすのです。無理もありません。
出したら売れるのですから。儲かります。
中身ゼロなら,利益は無限大。
しかし,どちらの製品もお店には無いですね。
どこにあるんだか。
でも買うときは本物を…
Posted at 2006/10/21 00:32:23 | |
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健康情報 | ビジネス/学習
2006年09月29日

添付記事/夕刊フジネット版9月29日付/
【マクドナルドなどのチキンから発がん物質】
肉や魚の焼け焦げに含まれる発がん物質が,ファストフードの焼いたチキンから検出されたとして,米国の約6000人の医師でつくる「責任ある医療のための医師委員会」が28日,マクドナルドなど食品チェーン7社を相手に危険性の表示を求め,カリフォルニア州地裁に提訴したと発表した。
訴状などによると,カリフォルニア州に店舗があるマクドナルドなど全国チェーン7社の店で販売している焼いたチキンや、チキンを含むサラダなど100点を外部の検査機関で分析したところ,すべてから《発がん物質ヘテロサイクリックアミン》の一種PhIPが検出された。量は1グラム当たり43.2-0.08ナノグラム(ナノは10億分の1)だった。
〔ヘテロサイクリックアミン〕は肉や魚を加熱調理すると発生し,米厚生省が2005年に発がん物質に指定。
PhIPについては,カリフォルニア州でもがんを引き起こす化学物質として10年以上前からリストアップされているという。
医師委員会は,発がんの危険性を客に警告することなしに販売するのは違法だとしている。
一方,マクドナルドは取材に対し「訴状を見ていないのでコメントできない」と回答している。(共同)
●その筋の方は,ご存知の通り食べるのは,やめた方がいいですよね…
【あんしん0円???】
Posted at 2006/10/04 01:16:08 | |
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健康情報 | ビジネス/学習
2006年09月24日
1)米国で慢性腎臓障害をもつ男性が,代替医療としてノニジュースを摂取して高カリウム血症を起こした事例があります。
2)29才男性が,ノニジュースを3週間摂取して亜急性肝不全を発症し,緊急肝移植手術を受けた。
3) 62才女性が,ノニジュースを3ヶ月間摂取して自然治癒性の急性肝炎を発症した。
4)45才の患者が,ノニジュース1日グラス一杯を3週間摂取して血中トランスアミナーゼの顕著な増加とLDHの増加を示し、肝生検により肝障害と診断された。その後ノニジュースの摂取中断によりトランスアミナーゼは正常域に回復した。
5)多発性硬化症で6週間インターフェロンβ-1a(IFN)の投与を受けていた24歳女性(薬物誘導性肝炎の疑いでIFN治療停止)が肝障害(黄疸)と診断され,免疫増強目的で4週間摂取していたノニジュース(Morinda citrifolia)がその原因と推定された。
上記のノニと肝臓毒性については,ノニに含まれるアントラキノン類が関与していると推定されていますが,因果関係は明確ではありません。健康食品等の摂取による健康障害の発生は、利用者の体質なども関連しますので,食品=安全という考えで過大な期待をして利用することには注意が必要です。
行政の第三機関である下記のサイトにてノニについて注意事項など情報を公開しておりますので是非一度ご覧くださいませ。
→独立行政法人 「健康食品の安全性・有効性情報」
Posted at 2006/09/25 02:08:43 | |
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健康情報 | 暮らし/家族
2006年09月02日
昨年人間ドック受けた270万人,88%に何らかの異常
日本人間ドック学会(奈良昌治理事長)は,2005年に人間ドックを受けた人の約88%に何らかの異常が見つかった,とする調査結果を公表した。
調査は,同学会などが指定する全国の病院や施設で人間ドックを受診した約270万人が対象。
「異常なし」は12.3%で,87.7%の人で何らかの異常が見つかった。
異常があった項目で最多は肝機能異常で26.6%,これに高コレステロール,肥満が続き,生活習慣に関係の深い項目が目立った。
また,がんが発見されたケースは5887件あり,内訳は胃がん31.7%,大腸がん18.1%,肺がん9.1%など。
胃がんの割合は20年前の調査に比べ半減した一方で,前立腺がんや乳がんが増加した。〔共同〕
Posted at 2006/09/26 12:10:02 | |
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健康情報 | ビジネス/学習
2006年08月21日
France warns consumers off noni juice
By Dominique Patton27/10/2005
《以下和訳》
フランスは、ノニジュースについて消費者に警告
フランス食品安全協会は、いくつかの研究から、ノニジュースが肝炎に関与したことにより、消費者は1日あたり30ml以上飲まないように薦めている。
フランス食品安全委員会は、ヨーロッパ市場に入ってくるノニジュース製品の増加する数に応じてこの発表を出した。
ちょうど今週、英国の食品安全管理者は、欧州連合のマーケティング承認申請をハワイアンノニから受け取ったと話した。
しかし、新しい食品製品に対して非常に慎重なアプローチを取ると知られているフランスの委員会はそのトロピカル果実(ノニ)については限られたデータしかないと言っている。
委員会はさらに、最近の2つの出版物が、3人の消費者がノニジュースを飲んだ後に厳しい肝臓障害を発症したことを報告していると注意した。
これらの報告は「胃腸学・肝臓学ヨーロッパジャーナル (2005;17:445-7) European Journal of Gastroenterology and Hepatology 」と「胃腸学世界ジャーナル (2005;11:4758-60) the World Journal of Gastroenterology 」で掲載された。
問題の原因調査はまだ進行中であるが、委員会は一日に30ml以下の消費量を推薦する製品のラベルに注目した。
この製品に関する立証されていない健康増進効能やインターネットで主張された健康上有効性に関して消費者は耳を傾けるべきではない、という新規食品規制局からの忠告を委員会は繰り返し述べた。
記事著者:ドミニーク・パトン
Posted at 2006/08/30 02:55:28 | |
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健康情報 | グルメ/料理