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フォアグラ(旧もっかん)のブログ一覧

2011年12月03日 イイね!

軽セダンの未来は?

ワゴンRが出る前の軽自動車というのは、アルトやミラみたいな背の低いスタイルが主流でした。ハイルーフな軽はワンボックスくらいなもんです。660ccに排気量が上がって間もなくワゴンRが登場。ムーヴ、ライフなどが追従し軽自動車の主流は一気にハイトワゴンとなってしまいました。
では、ミラやアルトのような軽自動車は必要なくなってしまったのか? これだけ広さが、快適性が、燃費が--と騒がれる中、軽セダンは沙汰されてしまうのでしょうか?
1998年に軽自動車の規格が再び改正され、エンジンはそのままにボディが大きく重くなりました。……これが私にとっては悪夢の始まりでした。新規格にともないトゥディとヴィヴィオが消滅、ミラはずんぐりむっくりなボディとなり、「走り」を視野に入れた軽自動車はこぞって消えてしまいました。ワークスが残ったアルトが唯一の救いでしたが、そんなアルトワークスも新規格2回目のモデルチェンジで消滅。アルト自体もミラ同様やや背の高いスタイルとなりました。
私から言わせてもらえば、現行のミラやアルトは大きすぎます。広いのはワゴンRやムーヴに任せておけばいいんです。もちろん広いに越したことはありませんが、ボディが大きくなればなるほど燃費や走りは悪化します。燃費スペシャルとして出たミライースが軽セダンなのも、軽で燃費を極限まで求めるなら軽セダン以外ありえないという答えです(なんか微妙に話がズレましたね)。
小さくしろとは言ったものの、どうしても一度広い軽を見てしまうと、小さい軽では狭く感じるかもしれません。現にマックス、ソニカ、エッセ、セルボは走りの良さや低燃費をもってしても、ハイトワゴン勢には敵いませんでした。ソニカにいたっては不人気車扱いですよ。
ここでミライースが登場し、どれだけハイトワゴンユーザーを喰えるのかが見どころです。場合によっては軽セダンが、ある一定数の復権もできるかもしれません。広さと低燃費のどちらかが選ばれるのか!?
余談ですが、最近はコンパクトカーにもハイトワゴン化が進んでいますね。ソリオやラクティスがいい例です。ヴィッツやフィットは、サイズだけで見るとデカい軽セダン。軽セダンでも普通車サイズになればビッグスペース。で、ソリオはデカいパレット(もちろんソリオは軽自動車ベースではありませんが)。ヴィッツ、フィットの広さに飽きたらず、まだ広さを求めるのか! とソリオやラクティス見ていて思います。いわばコンパクトのハイトワゴンですね。
……そんなに広いスペース、本当に必要ですか?もはやこの広さは過剰ですよ。ヴィッツだって大人4人と荷物が充分に載ります。だいたいあんな広いスペースをフルに生かす機会なんて年に、いや、その車を保有する間でどれだけあるのか。ただやみくもに広さだけを求めるのはいかがなものかと思います。もちろん、だからといってソリオやラクティスを咎めるつもりはありません。安直に「広いから」だけで車を選ばないでほしいということです。
Posted at 2011/12/03 03:24:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2011年12月03日 イイね!

セレナのお話。

今ではすっかり台数も減ってしまった初代セレナ。始まりは「バネット」が付いたバネットセレナでしたね。国産では1.5ボックスの先駆け的存在だったかと思います。
エンジンを運転席下に置きながらも、衝突安全性のためボンネットを設けたこの車。ボンネットの中にエンジンはなく、バッテリーやスペアタイヤ、工具やウォッシャーなどが入っていました。ボンネットを持たない当時のワンボックスと比べれば、整備性はまだマシだったのでしょうか(笑)
当時のミニバンといえば、まだボンネットのないワンボックスが主流でした。タウンエースワゴン、ライトエースワゴン、マスターエースサーフ、デリカスターワゴン、ボンゴワゴン、バネットラルゴなどなど。エンジンもディーゼルがたくさんラインナップにあり、マニュアルも多く用意されていましたね。
そんな中で発売された初代セレナ。サスペンションはフロント・ストラット、リア・マルチリンクの四輪独立懸架。当時の日産は901運動の最中。ミニバンであろうとハンドングには妥協しなかったそうです。
エンジンは1.6リッターと2リッターのガソリン、2リッターのディーゼルターボ。他のミニバンに比べて少々非力だったイメージがあります。我が家にあったセレナはディーゼルで、加速についてはNAの現行軽ワゴンと同等でした。
内装と乗り心地は、高速安定性とハンドングこそホイールベースの短いワンボックスに勝りますが、シートの質や広さなんかはトヨタや三菱に一歩劣っていたかと思います。タウンエースと比べると2列目3列目の高さが不足気味。体育座りに近いような座り方になってしまいます。ただし2列目助手席側の窓は上下に開けられるタイプでした(パワーウィンドウはなかったですが)。
それから気になったのは、どうしてもワンボックスと比べると狭い。ボンネットがある分室内が狭くなってしまうのは仕方ないところでしょうか。3列目まで広く取るとトランクが極端に狭くなってしまいます。丸みを帯びたデザインなのも災いしていますね。ただしそこは、日産がミニバンにも乗用車らしさを! と設計したゆえのものです。商用バン一辺倒のミニバンに一石を投じた車でした。
我が家のセレナはオートマでしたが、どのエンジンにもマニュアルが設定されていました。シフトノブが運転席から遠いと不評もあったようですが、まだ当時はマニュアルの需要があったということですね。これが二代目になると、マニュアルは消滅します。一方同時期のタウンエースノアにはマニュアルがあり、なんとも複雑な心境。
車そのものの性能だけ見れば、当然ながら現行車と比べ見劣りはするでしょう。しかし。何かこう、言葉では言い表せない温かみのようなものが非常に感じられる。ポンコツでトロいけど、どこか人間味のある、かわいい車でした。現存するならいつかまた会いたいものですね。
Posted at 2011/12/03 02:51:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ

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