
プリンス「ブラックアルバム」
LPはちょっとレアかな。
入手したのは88年頃だと思います。
この問題作は
私にとってプリンスに対する分岐点でもあります。
それまではポップスと思っていたのに、
ここから、やっぱりプリンスの血はソウルにあり、と認識させられたアルバムです。
「when 2R in love」はあとに出る名作LOVESEXYで録音し直されたりした名曲。
まぁ、当時「ボブジョージ」の方が話題になってたりしました。
ま、正規盤(CD)が出るまで7年が掛かりましたが
出てみるとあっけないもんでした。
この「ブラックアルバム」と99年の「ヴォルト」が
プリンスの中でフェイバリットというのは
世のプリンスファンに嫌われてしまうかな。
その昔、マイケルジャクソン、マドンナ、そしてプリンスが全盛(?)の80年代
プリンスは嫌われ者でした。
特に女の子からは「気持ち悪い」「すぐ脱ぐ」「ナルシスト」なんていうのが代名詞でしたが
私にとっては「それはマイケルだろ!(まぁ、マイケルはあまり脱がないけどね。)」っつう感じでしたね。
ともかくプリンス好きは、頭おかしい、変わり者、変態とまで言われたものです。
でも、よく聴いてみてください。
ビジュアルなしで!とても純粋なソウルが聴こえると思います。
大手レーベルじゃない何枚か(99年~06年あたり)とか。
それでも駄目な人はきっと縁がないと思っていいです。
黒人を卒業して白人となって天国に逝ってしまったマイケルより
私は本当は変態でない、実直プリンスが大好きです。
全アルバム、ドライブに最高。
特に「ブラックアルバム」「ヴォルト」「1999」「パープルレイン」
プリンスに対する独り言はキリがないので
今回はこの辺で。
お酒も程よくまわった所で失礼いたします。
Posted at 2012/05/14 23:53:38 | |
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