
レディオヘッド 「ザ・ベンズ」(’95)
なんて熱い日本になってしまったんでしょう。
子供の頃は30度越えたら大騒ぎだったのに
今じゃ30度なんて普通、目玉が熱く感じる今日この頃。
朝や夜が涼しい、というなら許せますが
フルタイムで暑いんじゃ、たまりません。
私、夏は大嫌いです。
冬の寒さは厚着したり体を動かせば
事足りるんですが、暑さはどうしようもなく
ただただバテテいくばかりです。
猛暑、酷暑の時期
夜ドライヴのお供は
ほとんどブルーズなんですが
このレディオヘッドも登場します。
彼らのアルバムは秋口に出る印象があるのですが
真夏に聴く事が多いんです。
特にこのセカンドアルバムが。
「ハイ・&ドライ」
や「フェイク・プラスティック・トゥリーズ」が
フェイバリット。
決して巧くないトム・ヨークのヴォーカル、
無駄なトリプルギター(多分本当は無駄じゃない)
彼らの繊細で絶妙なギリギリ感の美しいメロディが
暑さを忘れさせてくれるのか。
このアルバム以外に
多数名作、問題作を輩出してる彼等ですが
私はこのアルバムが好き。
「ジャスト」の
~お前は自分で自分の首をしめてる~
なんて自虐的な歌詞。
「マイ・アイアン・ラング」などシングルも多く
実は非常に面倒くさい歌詞だけどサラリと
聴ける不思議なアルバムだったりします。
このアルバム発売の95年は
大学を卒業し、結婚をし、マンションを買い、1本目のロレックスを買ったり
なんとも狂った一年だったなー。
それから18年。
トムヨークはレディオヘッド以外でも
バンドやソロ、プロジェクトなど成長し続けてるのに
私はちっともオトナになれてません。
Posted at 2013/07/13 19:27:32 | |
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