
天才トーマスドルビー、達。
暑かった夏を完全に忘れさせる
最近の寒さ。
寒くなるとブリティッシュポップがなんだか
聴きたくなります。
今回はトーマスドルビーです。
「彼女はサイエンス」(’83)
中学生だった私は友人と共に行った
千葉パルコの屋上でフィルムコンサートで初めて出会います。
冬の屋上はとても寒く乾燥していた事の思い出が強烈で
その時観たアーティストは未だにこの時期になると必ず聴きたくなるのです。
まるでパブロフの犬のようです。
「地平線」(’84)での「ハイパーアクティヴ」の
ズンドコビートは、それまで感じたことのない高揚感を受けた記憶が
今聴いても蘇ります。
12インチロングヴァージョンがまた最高。
今夜は呑んでハッチャけちゃうぞ、って日はこの曲が
頭の中で流れます。
少し新作には間がありましたが
88年の「エイリアンズ・エイト・マイ・ビュイック」(傑作)では
まさかのジャズ、というかビッグバンドスタイルでのサプライズでした。
1曲目の「フェラーリをブッとばせ」なんて今聴いてもしびれます。
本人の言う通りサウンドトラックのような1枚。
他にサウンドトラックや
プロデューサーとして時々名前を聞く事がありますが
オリジナルアルバムがでないのは少し寂しいとこですが
昔のアルバムを聴いても今でも楽しめるので
良しとしますか。
Posted at 2012/12/03 21:52:15 | |
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