
ウオーレン・ジヴォン「センチメンタル・ハイジーン」(’87)
1987年秋口だったでしょうか。
モノクロのPVで
シトロエンDSのオープンカーに乗り
決してカッコいいとは言いにくいオッサンが
歌っていました。
その歌とPVが、何故か頭から離れず輸入盤LPを買ったのが
ウォーレン・ジヴォンのこのアルバムでした。
その昔松本伊代の「センチメンタル・ジャーニー」から
センチメンタルというフレーズには反応してしまう自分がいたのでしょうか。
あれからレコードの時代からCDに移り変わり
少しずつ手持ちのLPをCDで買いなおしてましたが
このアルバムだけが、なかなか見つからず
先日ようやく発見入手できました。
聴きなおすと冒頭のシングルでタイトルでもある「センチメンタル・ハイジーン」
ジヴォンの巧いのか下手なのか微妙なヴォーカルに
これまたニールヤングの巧いのか下手なのか考えさせられるギターが
実に男気ムンムンの、それでいて繊細なのかガサツなのか
引き込まれます。
ボクサーを題材にした曲「ブンブン・マンシーニや
ボブ・ディランがハモニカ吹いてる曲
ブライアンセッツァーをゲストに迎えた曲、
そして何より全体にR.E.M.をフィーチャーした
なんとも男臭い名作なのか駄作なのか
よくわからないこのアルバム。
映画で例えるなら
スティーブン・セガールの「沈黙~」のような
よくわからない魅力。
今は亡きウォーレン・ジヴォン
このアルバム以外に彼のアルバムは持っていませんが
このアルバム以外は、あまり興味がないというのは
私にとっては大事なアルバムであることは確かな事。
年の瀬近く
センチメンタルな私にピッタリなアルバム。
Posted at 2014/12/14 11:04:17 | |
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