朝晩は相当寒くなりましたが、日中は天気が良いと心地いいです。
さて、今日は久々に1号車の面倒を見てやることにしました。
前後のブレーキパッドの交換です。
まずリアからです。
ジャッキアップしウマを掛けて、ホイールを外します。キャリパー本体を止めているサポート側上下2箇所(矢印)のボルトを外します。下は抜かずに緩めるだけにしておくと、開いた状態のままにしておけるので楽です。
パッドとローターの間に、小さな(-)ドライバーを差し込んで、こじるだけでパッドが外せます。比べてはいけないのでしょうが、156とは段違いの手軽さですね。
外した純正のパッドについているバックプレートを、新しいパッドに手前側、奥側とも移植します。次に、サポートのガイドプレートに合わせて押し込むだけで装着終了です。後は、キャリパーのピストン戻して、サポートにキャリパー本体を戻して作業完了です。
ピストンを戻す前に、エンジンルーム内のブレーキフルードの量を確認しておき、いっぱいであればピストンを戻した時に溢れますので、フルードを少し減らしておく必要があります。
続いてフロントです。リアと同じ構造でしたが、こちらはキャリパー本体を固定しているボルトが短く、キャリパー本体も回転させられなかったので、2箇所共外してローターの上に乗せておきました。古いパッドはリアと同様、ローターとの隙に(-)ドライバーを差し込んで外します。
お決まりの新旧比較です。リアも状態は同じような感じでした。新品状態と比較して、手前側で残り1/3ぐらい、奥側は意外と半分ぐらいは残っていました。純正品は長持ちしますね。ちなみに今回交換する「赤パッド」は、純正よりちょっと性能のいい「ACRE製」です。
新しいパッドに純正のバックプレート移植してから、手前側、奥側間違えないよう注意して組込み、キャリパーのピストンを戻してサポートにボルト固定。締付トルクは不明・・・。
今回のピストン戻しは、ローターを跨いだ隙間にメガネレンチを挟んで、テコで無理矢理戻しましたが、いい加減にピストン戻しツールが欲しいところですね。。。作業回数が多い訳ではありませんが、それほど高価なツールでもないですし。
予めブレーキフルードは減らしておいたのですが、それでもフロントのピストンを戻した時に、フルードが溢れました・・・。多めに減らしておいて、作業後追加するが正しい気がします。作業完了後、当たり付けに少し試走しましたが、初期制動から効き始める感じで、個人的には好みのフィーリングでした。これで長距離走行も安心です!暖かい時間の少ないこの時期には、最適なメニューでした。
2
一番残念だったのが、右ドア上端の変形。写真のとおり浮き上がっています!明らかに「不良品」レベルだと思い、購入元に問い合わせてみましたが、現品限りでしたので、交換は不可。
そうだった・・・だから安かったのです。定価の半値くらいでしょうか?
残念でなりませんでしたが、「どうせ安かったんだし・・・」と、修理を考えました。ダメもとです(笑)。
3
順番にバラバラにしてみます。元々簡易なモデルですので、パーツ点数は少なく構成もシンプルです。ボディはアルミダイキャストで、塗装などは割りといい具合に「マットカラー」が再現されています。
4
さて、問題のドア上端の変形です。よくよく見るとドア上端だけでなく、はめ込んであるサイドガラスまで反っていました。サッシュを曲げ戻すにも、アルミダイキャストですので曲げるとおそらく折れます。仕方がないのでいさぎよく、サイドガラスがはまって隠れるところを狙って、サッシュの根元を折りました。
後はボディに何度も合わせながら、Aピラー付近から少しずつ曲げていき、丁度良いところで折った根元に瞬間接着剤を流し込んで、ガムテープで固定し硬化を待ちます。サイドガラスの反りは、頑張ってドライヤーで曲げ戻しました。
5
サッシュを折った時点でふっきれていたので、作業を続行!
ついでにローダウンです。
フロントは、ストラット?の上端部、ボディ側のボスを 1.5mm カットします。隙間が空いてしまったストラット?の下端部は、ガンプラの余ったポリキャップを薄く切って挟み込みました。
6
リアは何とも面白い構成でした。ホイールハウスインナーの壁に、クリップのようなモノのみ・・・。バッサリ壁ごとノコギリで切り取ります。切り取ったクリップ付の壁を、いらないカードを利用してプラ板替わりにし、1.5mm ダウンする位置で接着。ツライチも狙います。加工が終わったシャーシは、ツヤ有り黒でスプレー塗装しました。
(残っていたタミヤスプレーの黒が、ツヤ有りだっただけ・・・)
7
作業完了。ドアの上端は見事収まりました!(嬉)
サッシュのつながりは良くありませんが、これは諦めです。
折ったサッシュの根元(ベルトライン付近)も、目立ちません。
8
ローダウン、ツライチとも、攻め切れていませんが、元よりは良くなりました。実は、リアは同じ量を左右測って加工したつもりでしたが、左右でタイヤのツラが異なりましたので、右側だけ、1mm のスペーサーを入れています。各パーツのバリ取りも全て行い、ひとまず納得出来ました。が・・・、ローダウンのせいで、フロントタイヤとドアヒンジを固定する金具が干渉して、タイヤが・・・。
まぁ~~観賞用なので(爆)。
こうやって眺めていると、やはり「スーパーカー」なんですね。。。
アピアランス、スタンス、、小さいけれど、存在感はスゴイです!!
一生を終えるまでに、何とか「スーパーカー」と呼ばれるクルマを、所有してみたいですね。
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