
昔、介護の仕事をしてたとき
頑固なじいちゃんが、病気になった。
ものすごく、人嫌いだったのに
夜も眠れなくなるぐらいに不安になって
何度もナースコールを押し続けてた。
そのときずっとそばにいて
長い間、手をしっかり握っていた。
手を握っているだけで落ち着いていた。
人にはどうしようもない不安になるときがある。
表に出やすい人も、そうでない人もいる。
不安を取り除くことは無理でも
そばにいて軽くなればいい。
そんな人になりたい。
手って人と交わるとき最初に接する所ですよね。
人は、まず何にでも手を伸ばす。そこからはじまる。
私は、実はその手の接触が大嫌いでした。
私の手は、病気、障害と言うと大袈裟ですが欠陥品なのです。
今でも週に一回くらいのペースでアメリカから個人輸入した
医療器具で治療?対処療法?しています。
「手掌多汗症」 実は、今の仕事は、向いて無いのかも・・・
私の兄さんも多分同じ病気です。
言葉に出せないので、どんな気持ちかは
わかりませんが、たまにタオルでしきりに手を拭きます。
ひどいときは、皮がむけます。
妹は多動な兄を手を引いて歩いてたので
しっとりした手が兄さんの感触で、
とても気持ちがよかったです。
気持ちがいいと周りでも評判ですが
本人はけいさんのように悩んでるのかもしれませんね。
今は旦那さんが兄さんとコミニケーションをとる時に
手を握ります。「兄妹で似ている」といいますが、
私は性格と同じでドライです。
手は一人ひとり違いますが
不思議な力があると思います。