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H.Yamaのブログ一覧

2009年11月15日 イイね!

映画『沈まぬ太陽』

かねて観たいと思っていた映画に、ようやく行ってまいりました。

山崎豊子の小説『沈まぬ太陽』が、スクリーンに
昭和後期の激動の時代背景を伏線に、会社をめぐる男と、それらを取り巻く人間のドラマ。
幾度となく涙しました。

原作は、JALの元実在社員の回想、労使紛争、左遷、ジャンボ機墜落事故、政界癒着等の出来事をふまえ小説化されたもの。
少し映画のあらすじをおさらいしてみると・・・
昭和40年代、国民航空の労組委員長・恩地(渡辺謙)は、懲罰人事を受け海外僻地への左遷を重ねる。
労組で共に戦った行天(三浦友和)は対照的に、恩地を裏切りエリートコースを歩む。
二人を見続ける行天の愛人・三井(松雪泰子)。
さらに恩地の家族との離れ離れの生活と、苦悩と矜持が渦巻く日々が続く。
ようやく帰国した恩地は、ジャンボ機の現地対策本部に赴任し、悲劇と対峙しながら、遺族と人間の交流を重ねる。
その折、時の政府の命を受けて社外から会長に就任した国見。
恩地は、国見に手腕を見込まれブレーンとなる。
既存勢力との確執のなか、国民航空の汚職と政界癒着を彼らが明らかにしてゆく・・・。

・・・この日記は、完全に自分用だな、すみません。
3時間22分、あっという間でした。
実はジャンボ機事故で(知合いは巻き込まれていませんが)自分と同姓同名の方がお亡くなりになったので、一層記憶が鮮明だったり、航空機に興味あった少年時代の折も折、起きた事故だったので、情報を得たくて図書館に通いつめたりしておりました。

現在、再び経営危機にまみえている、このモデルとなった会社。
問題を解決し、減じたブランド価値を取り戻して欲しいと、思うのでした。

おしまい。
関連情報URL : http://shizumanu-taiyo.jp/
Posted at 2009/11/15 23:20:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 業界・企業 | 音楽/映画/テレビ
2009年02月07日 イイね!

ニトラー

ニトラーもうひとつのブログに書いたところ、むちゃくちゃアクセス数が多かったので、
(開設後4周年にして、はじめての勢い(^^; )
こちらよりリンクしておきます。

皆さんも関心が高いんでしょうね?!

「ロードサイド」に多いお店ということで
(無理やりクルマねた)
よろしければどうぞ。

クリック。
関連情報URL : http://www.nitori.co.jp/
Posted at 2009/02/07 23:25:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | 業界・企業 | 日記
2009年02月03日 イイね!

クリス・バングル退任

クリス・バングル退任とうとう、この日がやってきた。

BMWのデザイン部門を率いてきた、クリス・バングル(Christopher Edward Bangle)氏が、退任しBMWを離れるとアナウンスされました。

凹面(concave surfaces)使い、面と線の魔術師。
彼のいう"Flame Surfacing"に代表されるデザイン革新がもたらされ、ブランドアイデンティティが強化されなければ、今の成功はなかったかもしれません。
即ち、BMW、MINI、ロールスロイス、BMW(2輪)という異なるカテゴリーの全ブランドにわたる、成功と収益を生み出す、大きな力となったことでしょう。
また、USのデザインワークス等、組織の育成にも力を入れられた由。


世評を真っ二つに割り、世界中のカスタマーに否定されるリスクを背負いながら、パラダイム・シフトとビジネスの成長を成功させた。
氏の業績は、工業デザイン界全般に、インパクトをもたらしたでしょう。

後任は、スイスのArt Center Europeに学び、BMW生え抜きの、ホーイドンク(Adrian van Hooydonk)氏。
バングルに17年間仕えたとのこと。
その戦略を知り尽くし、次代のデザインを担う、本命中の本命ですね。
既に、彼の指揮によるモデルが、市場投入されつつあります。

そのように、デザイン上の業績だけでなく、それを産み続ける組織やメンバー、知財を育て、次世代へバトンタッチする準備を着実に行ってきたところにも、戦略の卓越性を垣間見ます。

経済的には、逆風下での新体制ですが、ホーイドンクと彼のチームによって、デザインが進化し、各セグメントでの魅力あるブランドとして、成長を持続すること。
そして、新たな革命の序曲が産みだされることを、期待しております。


P.S.しかし・・・バングル52歳、ホーイドンク44歳。
若いですねぇ!

<おまけ>


<参考情報>
http://www.motorauthority.com/bmw-design-chief-chris-bangle-quits-auto-industry.html
Posted at 2009/02/04 16:07:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 業界・企業 | クルマ
2009年01月30日 イイね!

TOYOTA V.S. Panasonic...

TOYOTA V.S. Panasonic...先週「トヨタ社長交代」が正式に公にされました。
創業家による改革への、期待と不安が入り乱れているようです。
私は、期待をもって観察したいです。


歴史的人事?!オバマさんが大統領就任の宣誓をしたその日(2009年1月21日)。トヨタでは「大政奉還」すなわち豊田章男氏が社長に昇格するとの報。
昨年、日経がいち早く報じておりました。
過去のしがらみを断ち切る時に、どんなリーダーを据えるのか。


たとえば松下(パナソニック)では、創業家支配との「決別」が、非創業家が主体となって行われました。
武田薬品工業では、それを創業家自身が断行。
日産では、カルロス・ゴーンという辣腕のリーダーシップによって、V字回復を達成。

トヨタでは、満を持して?の、創業家出身者トップ登壇。
企業の変革期に「正反対の選択」がなされる。
私個人としては、非常に興味深い教材です。

    ********************

マーケティングの大家コトラーによれば、
「今日のビジネス界が直面している中心問題は、商品の不足ではなく、顧客の不足である。世界的に見て、ほとんどの産業が消費者の購買力をはるかに上回る生産力を有している。この過剰生産能力は、競争状態にある個々の企業が、実現可能な限度以上に市場シェアの拡大をめざした結果もたらされたものだ。・・・」
と。
(『コトラーのマーケティング・コンセプト』(東洋経済)P.コトラー, 2003 序文より引用)

蓋し名文なり、と感心している場合ではありません。
端的な問題点は、生産能力の増大によって損益分岐点が上がり、生産縮小の痛みを、日産やホンダよりも相対的にきつく受けている、との由。
(そこで思考停止していいのかな?!と思いますが)
しかし、内部留保が12兆円もある製造企業。
基本的には、最強の企業です。

そんなトヨタの中興の祖、石田退三翁に愛敬の念をよせていたという「松下」いま"Panasonic"。
前社長時代、創業家支配と決別し、社名変更に象徴される改革が進み、いま、不振にあえぐソニーとは対照的に、強い経営を実現しているように見えます。
ちなみに、松下家と縁戚関係にあった井植家(三洋電機)は、パナに統合されようという皮肉。

前述の武田薬品工業では、長兄の死後、本命ではなかった末弟の武田國男氏が社長に就任し、コアビジネスへの集中と大胆なM&A等の改革等を成し遂げ、株式時価総額を3倍に押し上げた、と賞賛されるに至りました。
國男氏は、創業家支配を「自分が最後」と言明し、その通り後任社長を非創業家から任命しました。

    ********************

グループの求心力を保ちつつ、拡大路線の軌道修正に大なたを振るう。
一方で、長期戦略のシナリオを描く。
これが、章男氏と、その参謀に課せられたミッションでしょうか。
「家の論理」や、地域の名士である国内系列ディーラーとの関係再構築だけで、世界一の自動車産業の未来が開けるものでもないでしょう。
佐吉翁は、フロンティアスピリットあふれる遠州のご出身と。
日本経済の幾分の一かの、浮沈が賭かっています。
章男氏も「やらまいか」精神で、改革の未来絵図を鮮やかに描いて頂きたいものです。

おしまい。 ※ダブルポストです

P.S.1.トヨタさんは、形式的には同族企業ではありません。
創業家支配が続く企業には、どんな企業があるのでしょうか?→クリック。

P.S.2.これ面白いですね(http://spysee.jp/)
顧客情報がこんな風に整理できたらいいですね。
みんカラ友達も、ブログを書いたら勝手に分析してつながっていくとか(^^; お節介な世の中だな。。
Posted at 2009/01/30 00:55:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 業界・企業 | 日記
2009年01月10日 イイね!

末吉

末吉<画像は当該フェア終了後に公開しました>
今年もめでたく、末吉スタート?!
初詣では、湯島天神で、知人のお嬢さん用に、合格祈願の弓矢と鉛筆を買いました。
自分用には、今年1年が充実するよう、お祈りをした程度です。

おみくじ代わりに(嘘)本日所望したのは、BMWの福袋。
毎年、性懲りもなく?!
2007年・2008年と、2年連続でパーカーをGetした、わたくし。
今年は、パーカーの入っていなさそうな「かさばっていない」袋を選びました。
結果は「末吉」かな。。。→クリック。
関連情報URL : http://www.bmw.co.jp/
Posted at 2009/01/10 23:25:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | 業界・企業 | 日記

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