かねて観たいと思っていた映画に、ようやく行ってまいりました。
山崎豊子の小説『沈まぬ太陽』が、スクリーンに。
昭和後期の激動の時代背景を伏線に、会社をめぐる男と、それらを取り巻く人間のドラマ。
幾度となく涙しました。
原作は、JALの元実在社員の回想、労使紛争、左遷、ジャンボ機墜落事故、政界癒着等の出来事をふまえ小説化されたもの。
少し映画のあらすじをおさらいしてみると・・・
昭和40年代、国民航空の労組委員長・恩地(渡辺謙)は、懲罰人事を受け海外僻地への左遷を重ねる。
労組で共に戦った行天(三浦友和)は対照的に、恩地を裏切りエリートコースを歩む。
二人を見続ける行天の愛人・三井(松雪泰子)。
さらに恩地の家族との離れ離れの生活と、苦悩と矜持が渦巻く日々が続く。
ようやく帰国した恩地は、ジャンボ機の現地対策本部に赴任し、悲劇と対峙しながら、遺族と人間の交流を重ねる。
その折、時の政府の命を受けて社外から会長に就任した国見。
恩地は、国見に手腕を見込まれブレーンとなる。
既存勢力との確執のなか、国民航空の汚職と政界癒着を彼らが明らかにしてゆく・・・。
・・・この日記は、完全に自分用だな、すみません。
3時間22分、あっという間でした。
実はジャンボ機事故で(知合いは巻き込まれていませんが)自分と同姓同名の方がお亡くなりになったので、一層記憶が鮮明だったり、航空機に興味あった少年時代の折も折、起きた事故だったので、情報を得たくて図書館に通いつめたりしておりました。
現在、再び経営危機にまみえている、このモデルとなった会社。
問題を解決し、減じたブランド価値を取り戻して欲しいと、思うのでした。
おしまい。
Posted at 2009/11/15 23:20:23 | |
トラックバック(0) |
業界・企業 | 音楽/映画/テレビ