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毘毘のブログ一覧

2012年03月12日 イイね!

親子で戦車戦リザルト

 毘毘でございます。 本日は、前回アップしました「親子で戦車戦」について、ダイジェストでお送りいたします。 

 では、両陣営の兵力をもう一度確認してみましょう。

ド イ ツ 軍 : タイガーⅠx2、4号戦車F2型 x4
ソ  連  軍 : T-34/76 x10

 撃破数の多いほうが勝ちです。 ただしソ連軍は、東から西へとマップを横切り、ドイツ側へ突破しても敵撃破と同様にカウントされます。 敵後方に突破した、ということです。

■遭遇
 
 ソ連軍は、マップ南北にかけて10両のT-34を均一に並べると、一列横隊で西へと侵攻を開始。
 
 その頃ドイツ軍は木造家屋、林、丘などに全車を配置。 機関を停止し、すでに待ち伏せの体制にはいっていた。 林などの防御地形内にいたほうが命中弾を受けにくく、また、停車して射撃したほうが命中弾を与えやすいのです。

 「Pz39(弾種)、12時、距離600、3シュトリッヒ前方を狙え、フォイアー!」。 

BUHKOOOM!(小林源文調) 
爆散するT34/76。 4号戦車の初弾が命中したのだ。

 「同志毘毘ノフスキー大尉! リヴォリューチャ3がやられました。 ゲルマンスキーです」。

 射撃を受けたソ連軍はT-34を2隊に分け、「前進」「射撃(停止)」を交互に行わせる。 反撃しつ
つ、突破を目指す作戦である。 そして、今度は4号戦車の砲塔が吹き飛ぶ。

■誤算

 「砲の閉鎖器が動きません!」。 なんと、ドイツ軍右翼のタイガーの主砲が故障。 その頃右翼で
は、前衛の4号戦車2両のうち、1両は被撃破、残る1両も砲を破壊され後退中であっ
た。 つまり、タイガーの主砲が故障したことで、ドイツ軍右翼はがら空きとなったのである。 

 右翼前面のソ連軍は2両撃破されており、残る4両が後方突破すべくドイツ軍右翼後方へ殺到した。

 ドイツ軍左翼でも前衛の4号戦車1両が失われ、もう1両も砲を破壊され後退中であった。 だが、左翼前面に残ったT-34はわずかに1両のみ。 1両は4号が、2両はタイガーが撃破していた。 タイガー相手では分が悪いとみたT-34は、運を天に任せ後方突破を試みた。 だが、次の瞬間、88mm砲弾がT-34のエンジンルームを打ち抜いていた…。 左翼にはタイガーだけが残った。

■天佑

 「閉鎖器復帰! なおったぞ!」。 右翼ではタイガーの主砲故障が回復していた。 しかし、戦線突破に向かう4両のT-34を照準器に捉えることはできない。 両者の間には林が横たわっており、死角を形成していたのだ。 タイガーは4両の行く手に先回りすべく突進。 そしてついに4両を視界におさめる。 だが同時に、タイガーは行動不能に陥っていた。 足回りに木々が無情に絡まっていた。 しかし、主砲は使える。



 「フォイアー!」。 砲弾は全速で移動するT-34をかすめ、林の中に吸い込まれていく。 命中弾は得られず、3両のT-34が次々と突破していく。 そして右翼にはあと1両、突破を目指し疾走するT-34があった。

 ここまで両軍のポイントは、
*ドイツ軍:撃破6 合計6
*ソ連軍 :撃破2 突破3 合計5

 ソ連軍は突破しても、ドイツ軍と引き分けである。 勝利するには、タイガーを撃破し、さらに突破して、いっきょに2ポイントを稼ぐしかない。 そして勝利のため、T-34は行動不能となったタイガーに向かった。 行動不能で側面や後面をさらしたタイガーなら撃破できるかもしれない。 そして、視界にタイガーの側面が現れた。

 T-34は急ブレーキで前のめりになりつつも、態勢を整え主砲を発射した。 距離80m。 命中の衝撃でタイガーの巨体が揺れた。 だが…76mm砲弾は貫通せず、跳弾となって地面にバウンドしていった。 

 その間にタイガーのターレットは回転し、T-34に砲口を向けていた。 88mm砲が火を噴く。 そしてさらにもう1発。 続けて2発の砲弾がT-34を襲う。 だが奇跡というべきか。 T-34の装甲は2発ともはじいたのである。 ただ、命中の衝撃でT-34の乗員に何か問題があったようだ。 T-34に動きがまったく見られなくなったのだ。 

 驚くべきことに、タイガーはさらに射撃を続けた。 通常は1ターンに1発、良くて2発のところを、ドイツ戦車兵の高い練度で、1ターンに4回も射撃を行ったのである。

 3発目ははじかれたが、4発目は装甲を貫通し、爆発でT-34の車体を引き裂いた。


■ゲームリザルト

 ドイツ軍勝利:7ポイント ソ連軍敗北:5ポイント

 *ゲームではありますが、ノン・フィクションです。 燃える展開でありました。  

 
 

    
 
 
Posted at 2012/03/12 20:30:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウォーゲーム | 趣味
2012年03月06日 イイね!

親子で戦車戦

 毘毘でございます。 ムスコがインフルエンザにかかり、今週いっぱい自宅で静養することになりました。 でもインフルエンザに罹患しているわりには妙に元気で、明らかに体力を持て余している様子…。 とはいえ、一応病人ですし、加えて人様に感染する病気ですので、外で遊ばせるわけにもまいりません。 そこで、インドアで遊んでやることにしました。

 こいつで…。



 ASLの戦車戦のシナリオをミニチュアを使ってプレイします。 ASLの難解なルールの理解はムスコにはムリですので、ワタクシこと毘毘がムスコの意向を聞き出し、それに合わせて移動・射撃などを代行してやります。



 舞台は1943年3月のロシア、ハリコフ近郊。 ロシア戦線を突破し、侵攻するグロス・ドイチェラント師団の装甲部隊を、ソ連第3親衛戦車軍が迎え撃つというものです。

 上の地図盤の左端からドイツ軍が、右端からソ連軍が登場してきます。 勝利条件は至ってシンプル。 より多く、敵戦車を撃破したほうが勝ちです。 ただソ連軍の場合、地図盤を横切って左端から退場しても、敵撃破と同様にカウントされます。 要は、敵の後方に突破した、ということです。

 ムスコにはドイツ軍を担当してもらうことにしました。 このシナリオでは、ドイツ軍は足を止め、シューティング・レンジのように射撃しているだけでも場合によっては勝つことが可能であり、行動が容易だからです。 対してソ連軍はアウトレンジされる側のため、それなりに考えて行動しないとスクラップの山を築く破目になります。 よって、ソ連軍はワタクシが担当します。

 戦闘序列は以下の通りです。

ドイツ軍:タイガーⅠx2  4号戦車F2型 x4
ソ連軍 :T34/76M41 x4 T34/76M43 x6

 数はソ連軍のほうが多いですが、ドイツ軍のほうが命中率が高く、射撃速度も速く、加えてタイガーまでいます。 4号の75mm砲弾なら命中しても跳弾の可能性がありますが、タイガーの88mmであれば、当たったら即昇天です。

 さて、どうなるか…。
 



 
Posted at 2012/03/06 18:25:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | ウォーゲーム | 趣味
2012年02月23日 イイね!

要塞都市ブダペスト(FESTUNG BUDAPEST)

 毘毘でございます。 お、発注しておいたウォーゲームが届いてるね。



 何だ? この内容物の多さは! こんな大作だったの?

 これは、アドバンスド・スコード・リーダーというゲーム・システムのヒストリカル・モジュール、「要塞都市ブダペスト」です。 ヒストリカル・モジュールとは、特定の戦闘にテーマをしぼり、専用のユニットやマップを盛り込んだシナリオ集のことです。 通常のシナリオでは、ユニットやマップは既定のものを使いまわす形式をとっています。 …にしても、600x600のマップ4枚、カウンターシート9枚、マニュアル46ページ、シナリオ17個とはポジティブ・サプライズ。


 ところで、「ブダペストが要塞?」と、疑問を感じた方がおられるかもしれません。 そうです。 ブダペストは都市であり、要塞ではありません。 これは、第二次大戦末期にソ連軍がブダペストに迫った際、ヒトラーが「要塞都市宣言」を行ったことによります。 要は「死守命令」というやつで、都市を盾に、一歩も引かず、死ぬまで戦えということですね。 



 おや、マニアックな戦闘車両が入ってるね。 ハンガリー版突撃砲のズリーニィではないか。 ドイツ軍をパクって、固定戦闘室に105mm砲を積んだ車両で、装甲が最大75mmもあるという頼もしいやつです。 

 友情出演で日本軍のチハ車(97式中戦車)、指揮官、分隊にも並んでもらいました。 ズリーニィが同盟国でよかったね、チハ君…。    

  

Posted at 2012/02/23 19:32:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | ウォーゲーム | 趣味
2011年12月29日 イイね!

Roads Through Rome (ローマを抜ける道)

 毘毘でございます。 発注しておいたアドバンスド・スコード・リーダー(ASL)のシナリオ集、『Roads through Rome (ローマを抜ける道)』が本日届きました。



 表紙は米軍兵士ですね。 背景の2人はトミーガン(トンプソンM1短機関銃)を構えています。 装備が良い米軍を象徴する小火器です。



 今回は新作マップが3枚とシナリオが10本。 おや、マップ4a/bには小島のような丘があるね。 この地形を生かした「高地の争奪戦」のようなシナリオがあるのかな?

 このシナリオ集は、題名から推測できる通り、主にイタリア戦線を扱っています。 「主に」としましたのは、1つだけアフリカ軍団の末期を描いた、チュニジアが舞台のシナリオがあるからです。 このシナリオの筋書きが痛快なのでご紹介しようと思いますが、その前に、ワタクシ的に一つ納得がいかないことがありましたので書かせていただきます。 それは、イタリア戦線のシナリオ集でありながら、毘毘の好きなイタリア軍の出てくるシナリオがひとつしかないことです。 ASLでは、イタリア軍の弱さ、もろさがうまい具合に再現されているだけでなく、レアな車両もあったりで面白いのになあ…。

 さて、そのチュニジアのシナリオでは、米軍VS独・伊枢軸軍の戦いが展開されます。 独・伊枢軸軍といっても伊軍はAB41装甲車が2台あるだけなので、実質的には独軍です。 攻勢をかけてきたのは枢軸軍で、長砲身75mm砲装備の4号戦車6両、50mm砲装備の3号戦車3両を先頭に立て、米軍防衛ラインを突破してきました。 それを迎え撃ったのは、37mm砲装備のM3軽戦車6両、37mm対戦車砲、歩兵などからなる部隊。 武装では枢軸軍のほうに分があります。 それを感じ取ったのか、米軍のM3軽戦車が、火花を発するグラインダーのごとく、続けざまに発砲し始めました。 するとなんと、手数で勝ったM3軽戦車が、4号戦車すべてと3号戦車1両を撃破してしまったのです。 枢軸軍は後退していきました。 だが米軍も、戦いの中で殊勲のM3軽戦車、6両すべてを失っていたのです…。    
  
Posted at 2011/12/29 19:27:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | ウォーゲーム | 趣味
2011年12月09日 イイね!

独軍 VS 米・仏・露連合軍(?)ですよ

 先日アドバンスド・スコードリーダー(ASL)のスターターキット#3が届きました。 このASLとは、第2次大戦の戦術レベルの戦闘を扱ったウォーゲームで、要はスパロボやGジェネのようなものです。 ただ戦うのは戦車や歩兵で、基本的なユニットの単位は、戦車等の車両なら1台、歩兵なら1人~10人といった具合です。 

 ASLもスパロボと同様に、個別のシナリオに沿ってゲームを進めます。 ただしPCやゲーム機は必要なく、紙製のマップやカウンターを使用してプレイします。 要はボードゲームですね。



 今回届いたシナリオの中に、珍しい内容のものがありましたのでご紹介します。 ドイツ軍に対し、米・仏・露連合軍がタッグを組んで立ち向かう、というものです。 上の写真がそのシナリオカードで、以下に概略を記載します。

 1944年8月28日、フランス。 ノルマンディー上陸を果たした連合軍は、フランス内陸に向けて侵攻を開始。 その侵攻に先立って、交通の要所や敵の拠点をおさえ、作戦進行の迅速化に貢献していたのが、米軍レンジャー部隊であった。 

 そんなレンジャー部隊のひとつが拠点攻略に向かっていたところ、フランスのレジスタンス部隊と遭遇した。 レンジャー部隊はこのレジスタンス部隊を合流させ、さらに進軍を続けた。 戦力は多いに越したことはない。 このようなことは、当時レンジャー部隊で一般的に行われていたのだ。 そして拠点の攻略が始まった。

 北と西からドイツ軍に攻勢をかける、米レンジャーと仏レジスタンス。 だが、ドイツ軍は守りで思わぬ粘りを見せていた。 そこへ、収容所から脱走し、再武装したロシア人捕虜の一群が現れる…。

 ここからゲームが始まるわけですが、史実ではドイツ軍が負けています。 ワタクシこと毘毘の指揮ではどうなるか? それでは戦闘開始といきますか。

    
Posted at 2011/12/09 19:45:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | ウォーゲーム | 趣味

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 裏表の無い極めて単純な性格。 『帰ってきたウルトラマン』の郷秀樹隊員と、『バロム1』を心の師とする正義の(?)サラリーマン…です。 フォローはするのも、される...
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