
僕達はとても大切な人を失ってしまいました。
現地11/30、日本だと昨日のお昼頃。
Twitterを何となしに見ていたら嘘のようなニュースが流れてきました。
ポールウォーカー、自動車事故で逝去。
一瞬何がなんだかんだ分からなくなり、すぐ海外のニュースフォーラムに飛ぶとその話題で持ちきり。
おいおい嘘だろうと検索を進める内に、CNNの速報を見た瞬間紛れもない事実ということが分かってしまいました。
まさに青天の霹靂とはこの事であるんだな。。
僕にとって、USDMへ興味を持つようになったキッカケが彼の主演作であるThe Fast and the Furios。
それまでは日本車なんかはあまり好きでは無く、親父の影響でアメ車にしか興味がありませんでしたが、劇中に出てくるブライアンが駆るエクリプスに心を打たれ、日本車のUS視点のカスタムシーンに興味を持つようになったわけです。
当時11歳の自分にとって、作品自体のインパクトは勿論、ポールの飾らない格好良さは憧れでしたね。
その後続作が出る度に劇場に足を運び、初めて買ったクルマは2F2Fに出てきたR34にインスパイアされて室内を青のネオンで飾ったり。
自分の中ではとても偉大な存在でありました。
勿論Fastシリーズだけではなく、Vehcle19やBobby Z等の作品も拝見させて貰ってますが、やはり彼の飾らない格好良さってのはどの作品でも健在です。
ブライアンとしてのポールも好きでしたが、ポールウォーカー本人の生き様ってのも個人的にすごく好きなんです。
元々海洋生物学を専攻した後俳優になったポールですが、ヒット作が出ないままズルズルと来たところでFastシリーズの大ヒット。
しかしながらFastシリーズ以外はお世辞にも人気は出ないままだったからかあまり驕り高ぶらない生活スタイルを貫いた所に好感を持てましたし、何より日本車が好きで個人所有でGT-Rを2台も持つ程のJDM lover.
さらにはかの有名なマインズにも訪問し、R35を興味津々に見つめ、気になるところはガンガン質問してる所にも親しみを感じられました。
R35のコックピットに座った時の笑顔が本当に心から楽しんでるんだなと感じ取れました。
カーアクションの撮影も基本的にポール本人が自分でやってるってのにも驚きを隠せませんでしたね。
それ程までにクルマが大好きだったんだなぁ、と。
好きなムービースターは沢山居ますが、彼ほど親しみを感じ、ライフスタイルに影響を受けた人って正直な所居ません。
だからなのか、訃報を聞いた時に近親者を失ったような喪失感を感じてしまい、涙が止まらなくなってしまいました。
恐らく僕等世代のクルマ好きって、丁度Fastシリーズ全盛期だったから影響を受けた人はほんと多いはず。
日本だけじゃなく、海外のカーガイ達も彼に多大なる影響を受けたことだと思ってます。
40歳で亡くなるのは早過ぎる、あまりにも惜しい人を亡くしてしまいました。
彼は生前、こんな事を話していたそうな。
「僕が死んだ時、『映画スターが死んだ』と言われたくないよ。だって、それは僕じゃないから。そういうレッテルを、僕は貼られたくない。僕は海洋生物学者で、父親で、探検家で、レースカードライバー。僕にはいろいろな顔がある。人は僕をひとつの箱に入れたがるけれど、僕はそれを拒否し続けるんだ。」
改めて彼の死を悼むと共に、ウォーカー家に祈りを。
PaulWalker,R.I.P.
ゆっくりお休みください。
僕がそちらに行く時は互いの愛車持ち寄って語り合いましょう。
Posted at 2013/12/02 18:50:13 | |
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