【1夜目】
寒いとか
暑いとか
嫌な臭いがするとか
埃っぽいとか
濡れてるとか
身体が痛いとか
そういうものではなく
なんとも形容し難い奇妙な違和感
それがなんなのか解らないが
とにかく
得体の知れない居心地の悪さは
この部屋への引っ越し作業を終えた時に
初めて感じた
思えば
部屋を最初に案内してくれた不動産屋の態度も
おかしかったな
妙にへらへら人懐っこいのに
あからさまな作り笑いを浮かべていた
気がした
その時感じた違和感というか居心地の悪さは
引越した二日目の夜に
確信に変わった
【2夜目】
夜中
水滴が落ちる音で目が覚めた
もう一度眠りに入る前に蛇口はしっかりと閉めたはずだ
なぜなら
30分ほど前に
同じように水滴が落ちる音で目が覚めて嫌な思いをしたから
その時にしっかりと閉めたはずだからだ
隣の部屋から
壁を叩くような音がかすかに聞こえた気がした
【2夜目】
その音は少し音量を増した
水滴の音はもう聞こえない
元栓を閉めたからだ
壁を叩くような音は大きくなる一方だ
今は
昨夜ほとんど寝れなかったし
眠い
眠ろう
明日の朝起きたら
隣の部屋に苦情を言いに行こ・・ う・・・
【3夜目】
苦情は言えなかった
正確に言うと
言いに行くことができなかった
この部屋は角部屋で
音のした方向には
部屋などないからだ
【4夜目】
いる
確かに
壁の向こうに部屋はない
部屋はないはずなのに
何かが
いる
【5夜目】
っていって姿を現したオバケが
これだったらガッカリしますよね
↓
っていう妄想
Posted at 2013/01/29 20:44:52 | |
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