ＥＦ５５

とおりすがりの鉄道マニアのキリサメです。
見ていらっしゃられないかもしれませんが勝手に解説しちゃいます。

コイツはFF55という電気機関車のお仲間サンです。
1936年(昭和11年)・・つまりは今からおよそ70年も前に作られた老人です（汗
こんなヘンテコな形をしているのは、この頃世界中の鉄道屋サンの間で、より早く走るために「流線型」(つまりは新幹線みたいな形)をした列車をつくるがブームになったんですが、日本もその流行に便乗して、蒸気機関車のC53とC55というヤツと、このEF55を流線型にしました。

ところが、この頃の鉄道はせーぜー時速100キロしか出せないので、こういう形にしても「無意味」の一言につきます。
結局一時のブームがさって、冷静に考えてみれば使いにくいところが山ほどあったので、このEF55は世界にたったの3両しか製造されず、しかも使用中止になって残りの二台はスクラップ、いま写真に写っているコイツも20年以上もゴミ同然でほったらかされていました。

1986年になって、自分みたいな鉄道バカ(汗)の協力等で徹底的に修理されて今に至るそうですよ。見る事が出来てとても・・というか死ぬほどうらやましいです。

それでわッ！