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F1界で今シーズン疑惑の出ていた産業スパイ事件で、マクラーレンが有罪となりました。
トップ独走のコンストラクターズチャンピオンシップでイキナリの失格…。
しかも罰金が1億ドル(日本円換算で約115億円)ちゅうのも強烈極まりない、恐らくトップチームの年間予算比で5～10％にあたるさかい、結構な打撃やと思う。
まぁ、証拠が出て来て有罪ならある意味しかたのないことかも知れへんけど、どうも腑に落ちんちゅうか…。

ハッキリ言うて、有罪なら有罪で、なんでドライバーズポイントの方は剥奪されへんのか？
以前重量規定違反の疑惑でBAR‐HONDAのときは、該当するジェンソンだけやのうて、違反のなかった琢磨まで一緒に処分されたことを考えると、F1はやっぱ白人共の縄張りちゅう風に考えんとあかへんのやろか？
恐らく、今後の展開でドライバーズポイントの剥奪もあり得るちゅうな中途半端な話から考えると、興行的にルイスのチャンピオン獲得を期待してるんでしょうなFIAは…。
フェルナンドが逆転してリーダーになったら、またぞろ理由つけて剥奪ちゅうな話になるんと違いまっかねぇ…。

どっちゃにしても、今回の疑惑の発端になったエンジニアの二人は、夫々のチームからクビにされとって、HONDAにまで売り込みかけてやがったちゅう話やさかい、チームの前にこの二人を先に、何らかの処分する方が妥当やないんかの？
向こう数年F1界から追放とか…。

小生的には、似非日本GP元年にこういう事件が起こるのはまさに相応しい出来事やと思うけど、有罪なら有罪、無罪なら無罪で筋の通った処分にして欲しい。
今回の裁定は、恐らくは新たなF1界の汚点として残ることになるやろう。
イタイ話やわ…。

日本人としては、AGURIに来年度の資金ゲットのチャンスが到来したちゅうコトで、歓迎すべき事態とは言えるかも知らへん…。
それにしても…。
なんか後味悪いなぁ…。