
先日、韓流ドラマのロケ地を見たいという家内の希望に応えて、二人でチェジュ島(済州島)へ3泊4日の観光に行ってきました。
現地では、日本語を話せる運転手さんのタクシーを1日借り上げて観光スポットを回る旅行客が多いようですが、私たちはレンタカーを借りて島内を走り回りました。参考までに、車関連で気付いたことを項目に分けて書き残しておきたいと思います。
今回は、レンタカーとして運転した車についての話です。
借りたのは、ヒュンダイ Avante (写真)というコンパクトクラスの大衆車でした。現地ではLPG車も結構走っているのですが、この車はガソリンエンジンで、排気量は1600cc、5ATです。
乗ってみると、一昔前の2000ccくらいのパワーがあり、非力な感じはまったくありません。ただし、アクセルは日本車同様にちょっと踏むとグワッと加速するので、最初はCTのECOモードでのアクセル感覚が抜けず、ギクシャクした運転になってしまいました。
ダッシュボードにECOスイッチがあり、どのくらいの効果があるのかわかりませんが、スイッチONで実際に走行した平均燃費はカタログ値とほぼ同等の14.8km/Lでした。
シートのホールド性はよく、1日で150km以上走った日も疲れはありませんでした。また、ハンドリングは重すぎず、軽すぎず、ヨーロッパ車的でスポーティーな感じです。足回りも良くできていて、段差もスムーズにいなし、グリップがしっかりしています。ただし、CTと比べるのは酷でしょうが、ややアンダーステアが強く、路面の細かい振動が伝わってきて乗り心地に高級感はありません。
室内は静かでエンジン音はあまり聞こえないのですが、4000回転程度以上ではガサツな感じのノイズとして入り込んでくるため、高回転まで引っ張って走る気にはなりませんでした。
ヘッドランプはハロゲンで、CTの白色LEDに比べると黄色みの強い光ですが、十分に明るく、夜間の運転でも不安はありません。
4日間運転した印象は、全体的によくできている車だと思いました。日本で販売したら、ティーダ、アクセラ、インプレッサ、カローラのライバルとして、かなり売れるんじゃないでしょうか。
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Posted at
2012/04/01 00:20:33