2012年04月08日
チェジュ島レンタカードライブ② 手続き編
今回は、あらかじめネット予約でHertzを選んでいました。ただし、Hertzといってもライセンス契約している地元のレンタカー会社が運営しているので、いろいろと勝手が違いました。
空港に到着後、まず、3番出口付近にある受付カウンターへ行き、車の受け取り場所を確認しました。自分でプリントしておいた予約表を見せると、受付の若いおねーさんが隣の窓口へ行ってくださいと言うので、おかしいなぁと思いつつ、隣の窓口へ。
こちらは看板にAvisと書かれていますが・・・。その窓口の係員に再び予約表を見せると、少し困ったような顔をしながら一所懸命パソコンに入力しています。しかし、何度も首をかしげながら予約表とモニター画面を見比べているだけで、手続きがスムーズに進んでいるようには見えません。すると、今度は電話で何やら確認しています。
その結果…、「Hertz…next」と言って最初の窓口を指差しました。何なんだ、これは?
不安を感じつつ、再び最初の窓口のおねーさんに予約表を見せ、「This is my reservation number. Today’s date, car type…」と項目を指差しながら英語で話したところ…少し考えてから「Shuttle bus, exit 5, Kt」と言ってにっこりと笑っています。
このやりとりでわかったのは、受付窓口の係員は英語も日本語もよくわからないということでした。予約表はハングルではなく英語と日本語で書かれていたので、見せても理解してもらえなかったようです。
おねーさんの身振り手振りから「5番出口でシャトルバスに乗れ。バスには”Kt”のマークが付いている」ということだろうと推測し、5番出口へ移動しました。
けれども、”Kt”と書いてあるバスはちっとも来ません。Avisを借りる人が多いようで、Avisのバスはどんどん来ます。バス停にいた係員に「Hertz bus?」と尋ねてみると、英語ではなくたどたどしい日本語で「Hertzですか?よくわかりません。向こうの駐車場だと思います。」と100mほど先にある場所を指差しました。
頭の中は「?」マークがいっぱいのまま、トランクとキャリーケースを引きずって、その駐車場まで行くと、そこの係員は、やはり日本語で「Hertzは5番出口からバスで外の営業所へ行きます」と言うではありませんか。再びバス乗り場へ戻ります。やれやれ。
5番出口でさらに10分間ほど待っていると、ようやく”Kt”のマークがあるマイクロバスがやって来ました。Avisのバスに比べると随分貧弱ですが、ドアのところに小さな“Hertz”のロゴもあります。やっと一安心です。
バスの運転手は、親切で重い荷物でも嫌な顔をせずに運んでくれ、チップをあげたいくらいでした(韓国には日本同様チップの習慣がありません)。空港から7-8分間で営業所に到着です。大変こじんまりとした営業所です。
中の受付(ここのおねーさんは少し英語が話せます)で名前を告げると、国際免許証とパスポートを求められ、コピーをとられました。これまではHertzを借りる際に日本の免許証を見せろと言われましたが、国際免許証の提示を求められたのは初めての経験です。
受付のおねーさんがパソコンで何やら入力し、モニターを見ながらなぜか電卓をたたき、その数字を見せて「This is your total charge.」と言ってにっこりと笑っています。ん?予約表に記載の金額より多いぞ。「That’s wrong. Please check again.」と予約表を見せて誤りを指摘すると、おねーさんはまた電卓をたたき始めました。大丈夫かなぁ・・・。電卓を何度もたたいて、ようやく予約表に記載の金額と同じ数字になり、再び電卓を見せながら「This is OK?」と言ってにっこりと笑っています。
それから、契約書類を渡され、駐車場で車を受け取るように指示されました。また、その場で、長いコードのついた黒いディスプレーも渡され、何かと思ったら、ポータブルタイプのカーナビでした。(カーナビについては、あらためて書きます)
駐車場に行き、やっと車とご対面。そこの係員は日本語も英語も話せないけれど、やはり大変親切です。カーナビの取り付けは係員がやってくれ、画面表示を英語に切り替えようとしますが・・・できません。いろいろ試してみますが…できません。少し悩んでからカーナビを持って事務所へ入ってしまいました。どうしたんだろう?
すると、違うタイプのカーナビを手に戻ってきました。そして、またいろいろと操作しています。5分間位して、ついに英語表示の画面に切り替わると、「OK!」とものすごく嬉しそうな顔をしています。よかったね。
それから、外観の確認です。バンパーをはじめ、ボディにも結構な傷が付いていました。傷の箇所を契約書に記入し、サインして完了です。最後に、ガソリンは満タン(燃料計のFを指差して)で返すように念を押されました。
運転席に座ると、事故が多いのかドライブレコーダが装備されているのに気付きました。このお世話になりたくはないと思いつつ、慎重に走り出し、営業所を後にしました。
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Posted at
2012/04/08 11:42:37
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