• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Crimson-redのブログ一覧

2012年03月11日 イイね!

机上の空論 ポイント編 その1

机上の空論 ポイント編 その1私の場合、高速道路利用が主体の運転パターンで、HDNポイントは3pt/km前後にしかなりません。燃費同様に悪あがきで、なんとかポイント獲得率を向上させる手段はないものか考えてみたいと思います。

まずは、ポイント計算の仕組みを知る必要があります。早速、オーナーズデスクに問い合わせたのですが詳しい情報がないとのことで、結局、G-Bookサポートセンターから回答をもらうことになりました。しかし、「ポイントの計算方法については、ポイントに特化した運転をされると問題が生じる可能性があるので、公表していません。」と言われてしまいました。

そこで質問を変えて、「ポイント獲得率を上げるにはどうすればよいですか?」と尋ねたところ、
①エコレベルメーターが高くなるような運転をしてください。
②なるべくエコドライブモードを選択してください。
という答えでした。

これでは大した参考にならなかったので、やしをさん(や総研)やりんごさんなどのブログ、運転中のエコレベルメーター表示状況、さらにトヨタが出願している特許などを参考に自分なりに検討してみました。それらの情報を総合した結果、HDNポイントの計算方法は、以下のようなものだと推測しています。

1km走行毎のポイント[(AxLA+BxLB+CxLC)/1000を整数に四捨五入]

ここで、
A: HSIがハイブリッドエコ(EV)エリアおよびCHARGEエリア(HSI50%以下)での点数
B: HSIが”ECO”以上のECOエリア(HSI50%~100%)での点数
C: HSIがPOWERエリア(HSI100%~150%)での点数
LA、LB、LC: 各HSI範囲での走行距離[m]

また、A、B、Cは走行モードにより以下の表のような配分とします。
  走行

 モード
    A         B    C
  CHARGE           “ECO”   POWER
 EVエリア  50%~100%
   ECO      5    5     3      0
  通常      5    5     1      0
 SPORT      0    0     0      0

なお、ポイント計算の走行距離は、ナビゲーションシステムのデータを利用しているので、車のオドメーター(ODO)やトリップメーターの表示とは異なることがあります。

計算例1
ECOモード
①HSI100%で発進加速100m
②EVエリアで定常走行200m
③HSI80%で再加速100m
④EVエリアで定常走行200m
⑤HSI80%で再加速100m
⑥EVアリアで定常走行250m、ブレーキング50m、停車
LA=200+200+250+50=700、LB=100+100+100 = 300、LC=0
(5x700 + 3x300 + 0x0)/ 1000=4.4 ⇒ HDN 4 points

計算例2
ECOモード
①HSI100%で発進加速100m
②EVエリアで定常走行200m
③HSI100%で再加速75m
④EVエリアで定常走行200m
⑤HSI100%で再加速75m
⑥EVエリアで定常走行300m、ブレーキング50m、停車
LA=200+200+300+50=750、LB=100+75+75 = 250、LC=0
(5x750 + 3x250 + 0x0)/ 1000=4.5 ⇒ HDN 5 points

計算例3
①ECOモード、HSI80%で定常走行700m
②SPORTモード、EVエリアで定常走行300m
LA=0、LB=700、LC=300
(5x0 + 3x700 + 0x300)/ 1000=2.1 ⇒ HDN 2 points

では、この計算方法をベースにすると、ポイントを稼げる運転方法とはどんなものでしょうか?(続く)
Posted at 2012/03/11 13:07:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 机上の空論 | クルマ
2012年03月10日 イイね!

机上の空論 燃費編 その2

発進加速の燃費確認結果です。

発進後、NORMALモードでHISを一定にキープしながら50km/hまで加速し、すぐにアクセルを戻して、その後の定常走行はEVモード選択とした1km区間での平均燃費を計測(MDI平均燃費およびTrip A表示距離を参考に算出)したところ、

HSI100%: 60km/L [6.0km/L]
HSI125%: 69km/L [4.1km/L]

となりました([]内は発進加速区間だけの瞬間燃費)。

なんと、HSI125%の方が好燃費でした。

HSI125%では50km/hに達するのに8秒しかからず、「ふんわりアクセルeスタート」は、CTの燃費にとって逆効果でした。また、取扱説明書の記述を改めてよく見ると「インジケーターの針をエコエリアに保つことで、エコ運転が可能です。」とは書かれていますが、“最も燃費がよくなります”とは書いてありませんね。

これで、多くの方が指摘しているように、発進時はノロノロせずにズバッと加速するのが正解だと確認できました・・・と簡単に結論付けてよいのでしょうか?

前回(その1)で触れたように、HSI100%以上のPOWERエリアではバッテリーから電力を供給するモーターアシストがあります。発進後、50km/hに達するまでに必要なエネルギーは、力学的には加速の強さによらず一定ですから、HSI125%ではモーターアシストの分だけエンジンの負担するエネルギーが少ない、すなわち燃料消費が少ないと考えられます。(ただし、瞬間燃費が悪化していることから、燃料消費率は増加していると思います。)

EVモードでは燃料消費がゼロですから、今回計測した平均燃費は、発進加速時の燃料消費のみで決まります。したがって、HSI100%よりも燃料消費の少ないHSI125%の平均燃費が若干よく見えるのではないでしょうか。

実際には、定常走行をいつまでもEVモードだけでこなすことはできず、発進加速時にモーターアシストで消費した電力をその後のどこかで発電・充電する必要がありますから、定常走行の燃費がその分だけ悪化するはずです。

発進加速におけるHSI100%とHSI125%ではどちらがエコなのか、理論的にもう少し掘り下げてみましょう。(続く)
Posted at 2012/03/10 21:18:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 机上の空論 | クルマ
2012年03月04日 イイね!

机上の空論 燃費編 その1

て~お~さんのブログ(TNP基礎講座)をはじめ、いろいろな方の提供している情報を参考にTNP走法を試みてきましたが、これまでの燃費は最高でも28km/L程度(月間平均)かつHDN20位台が精一杯という状況です。普段走る道の条件でこれ以上は無理だろうとは思うのですが、技術屋としての悪あがきで、今の走り方に問題や改善の余地がないのか理論的に考えてみることにしました。もちろん、詳しくて正確な技術データが揃っているわけではありませんから、大体こんなもんだろうという程度の話です。

話を簡単にするために、一般的な道路での走行パターンを「発進加速」+「定常(ほぼ等速)走行」という形で考えてみます。

まずは、発進加速です。

MyCTの発進加速は、通常、HSI100%(ECOゾーンを100%とした場合)以下でPOWERエリアに入らないようにしていますが、約14秒でメーター読み50km/hに達します。

一方、最近は「ふんわりアクセルeスタート」のフレーズで低燃費運転が推奨されています。(財)省エネルギーセンター(ECCJ)の調査結果では、5秒間で20km/hになる程度の緩やかな発進に変えると、燃費が10%~11%改善するとのことです。しかし、どんな調査か詳しく公表されていませんし、一律に燃費が10%向上するとしている点も技術的根拠が無く、インチキくさい話に思えます。

この発進加速方法では、20km/hまでが5秒間なので、加速度一定と仮定すると50km/hになるのは発進から12.5秒後になる計算です。実際には速度が上がるにつれ加速度が低下するのでもう少し時間がかかるはずですから、MyCTでHSI100%の加速とほぼ同等でしょう。このレベルの発進加速では、ややまどろっこしく感じるときもありますし、交通量の多い場所では後続車の「早く行けよ~」という声が聞こえてきそうです。

これに対し、CTのTNP運転方法として、発進時にHSI100%以上(POWERエリアを100%-150%とした場合)の強めの加速をしても燃費は変らない、それどころか燃費が良くなるという経験談をよく目にします。これは本当でしょうか?

それを議論する前に、CTのパワートレイン制御(THS-II)における燃費特性をみておきたいと思います。

普通のエンジンでは、燃料消費率が最も低くなる(燃費が良くなる)エンジン回転数領域は最大トルクを発生する回転数付近になっているので、回転数が低過ぎても高過ぎても燃費の良い領域から外れてしまいます。

そこでTHSでは、アトキンソンサイクル・VVT-i・大量EGRなどさまざまな技術・制御を採用することで回転数全域に亘り燃費を改善しつつ、モーターでアシストすることにより低回転でもエンジンを高負荷にキープし、燃費の良い領域を拡大していますね。

しかし、それも限度のある話なので、あるレベルより低負荷・低回転の領域では、エンジンよりもモーターだけで駆動する方が効率は良くなります。EVランプの点灯するHSI50%(ECOマーク)以下がその範囲に相当しているはずです。

恐らく、HSIのECOマーク付近がモーター駆動とエンジン駆動の効率が等しく、ECOエリア上限近く(HSI90%~100%)がエンジン効率最大、そしてPOWERエリアは、バッテリーからの電力も加勢して、その名の通りさらに出力は出るものの効率が若干低下する領域になっているのだろうと推測しています。

さらに、取扱説明書に「インジケーターの針をエコエリアに保つことで、エコ運転が可能です。」と書いてあるので、発進加速時のパワーはHSI100%以下を目標にしていたのですが、HSI100%以上で燃費がどの程度変わるのかは確認したことがありませんでした。

そこで、百聞は一見にしかず、実際に試してみることにしました。(続く)
Posted at 2012/03/04 00:38:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 机上の空論 | クルマ

プロフィール

「久々にブログ更新しています」
何シテル?   11/11 15:49
普通の会社員です。よろしくお願いします。 走行距離の半分以上は東京-神戸の高速道路往復の予定なので、HDNポイントチャレンジは諦めてます。 パーツ交...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

愛車一覧

レクサス CT レクサス CT
マークIIから乗り換えました。 ビッグスロットル、振動抑制ワッシャ、アーシング、パフォ ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
装備とエンジンフィールは文句ありませんでしたが、ステアリングフィール、シート、燃費に不満 ...

過去のブログ

2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation