≪自転車の事故 高額賠償判決へ≫
http://www.mainichi.jp/select/today/news/20100821k0000m040119000c.html
昔から、親父が運転する車の助手席にいることが多くて、
横着な自転車を見ると、親父がボヤいてたり
酷いのに対しては、窓を開けて叱り飛ばしていたくらいなので、
それを見て、色々とやっていけない事を覚えた気がします。
自分たちが自転車を乗り回していた頃も、
そんなにマナーが良かったとは思いませんが、
今は、あの頃よりももっと悪いと思います。
マナーについては、根本的には幼い頃からの教育の問題で、
「自転車の乗り方」以前に、『やって良いことと悪い事』の仕込み方が
足りないだけのハナシだと思うので、ここまでにします。
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子供の頃から、『自転車は歩道を通るもの』だと教えられてきたし、
間違って車道を走っていた時には、お叱りが飛んできたり、
追い抜いていく自動車からも、嫌がらせを食らっていました。
そして今も…
日本の道路では、真っ当な歩道がある限りは、
『自転車は歩道を通るもの』というのが正しいと信じています。
≪歩行者に気をつけて…という前提付きです≫
それが自動車免許を取る時になって初めて、
道路交通法では『自転車は車道を通るもの』とされているのを知って、
色々と混乱したのを、今でもよく覚えています。
でも現状は、昨日や今日開通した道路ですら、
自転車が車道を走れるように作られていません。
たまに、折り畳み自転車で名古屋の栄や大須あたりを走ると、
特に栄あたりの人が多い歩道は、真っ当に通れません。
やむを得ず車道を流すと、
今度は路上駐車の車に引っかかってストップ。
交通量が多くて路駐のクルマをかわすのに一苦労。
大阪で見てビックリしたのは、高槻市内の国道171号線です。
大型車が2台並べない車線幅で路肩もほとんど無い、片側2車線道路です。
そんな所の車道を、自転車が平気で走っていて、
歩道を走る自転車の方が少ないんじゃないか‥ってくらいでした。
あの様子は、どう見ても自殺行為にしか見えません。
大阪では国道171号線以外にも、そんなに車道が広くない道路でも、
歩道が空いていても、自転車は車道を走っていて
車道の自転車を先頭に、車道が詰まっている所をよく見ました。
≪道路交通法に則るとこうなるんですね orz≫
ここまできたら、「法律が現状に合ってない」というより、
『法律が間違っている』としか言い様がないです。
そこに、自転車のモラル低下が輪をかけているのが現状です。
自転車のマナーは確かに大問題で、
高額賠償が命じられるのも、当然の流れではあります。
でも、『自転車が走る所が無い』
という現状が、昔から変わっていないことを
知って頂きたいと思う今日この頃です。
Posted at 2010/08/21 17:56:16 | |
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交通危機管理術 | 日記