
早いもので好評の(?)ローマ日記シリーズも今回で最終回を迎えることになりました。
ローマといえば美味しいローマ料理!
ということで、地元で有名な「オステリア・デランジェロ」に行きました。
こちらのお店は地元グルメ誌ガンベロロッソのローマ編で2010年度ラツィオ州政府特別賞にも輝いたお店です。代表的なローマ料理ポルペッティーネ(肉団子)や豆のスープなどが味わえます。
そしてこのお店が他のお店を圧倒するのは、料理の量がハンパではないという点です。
理由は、オーナーのアンジェロさんは、ラグビーの元イタリアナショナルチームメンバーであり、従業員も多くがラグビー選手のような体型です。
コース料理を注文し、お腹がパンパンでヒーヒー言って食べていたら、マッチョなオーナーが席まで来てくれました。
他にもトレヴィの泉近くで食べたピザも美味しかったです。
やはりトマトはイタリアでも南の方がうまい。
ワインも進む進む~(^ ^)
スペイン階段からコンドッティ通りを望む
コンドッティ通りはローマ随一のブランドショッピングストリートです。
初めて訪れたときは、「プラダ」、「グッチ」、「マックスマーラ」等の袋を大量にぶら下げて歩いていたら、妻のバッグに見知らぬ女性が手を掛けていたので「こら!」と一喝。
「Sorry」と言って逃げて行きました。
さすがスリ&置き引き天国。
イタリアの影の部分ですが、自分が気をつけていれば防げます。注意しましょう。
近くのフェラーリショップへ。
街中でも2回ほどフェラーリを見かけましたが、イタリアではこれが国産車かと思うと感慨深いものがありました。
最後にイタリアの交通事情ですが、
ローマは地下鉄が2路線あり、名所等へのアクセスも良いのでお勧めです。
あとはタクシーを利用することになるのですが、その運転は「荒い」という言葉を遥かに超越しています。
数十メートル先の信号が赤だとしても、そこまで全力で走り、急ブレーキ。
とにかく速く走ることが美学のようです。
歩行者にも厳しいです。
横断歩道以外のところで私の乗ったタクシーの直前を横断した歩行者が、タクシーの運転手に怒鳴りちらされていました。
気が短いイタリア人ですが、とても優しい一面もあります。
初めてフィレンツェを訪れたとき、電車に乗って郊外の駅まで行き、そこからタクシーでプラダの工場まで行ったのですが、その時の運転手はまるでマフィアのような風貌でした。
彼が、帰りに迎えに来ようか?(英語は全く通じませんでした)というようなことを言うので時間を伝え、時間通り!に迎えに来たのですが、アウトレットでの妻の買い物が終わらない・・・。
結局フィレンツェへ帰る電車が駅に来るギリギリの時間になってしまいました。
それを伝えるとその運転手は、映画「TAXI」の運転手に変身!!
彼が運転するランチアのタクシーは、対向車が接近していても追い越しの為に果敢に対向車線にはみ出し先行車をパス、法定速度の倍以上のスピードで駅まで送り届けてくれました。
そこで運賃&チップを準備していると、「チップなんていいから早く行け!電車に乗り遅れるぞ!」というようなことを言い、チップも受け取らずに私達を車から降ろしました。
おかげで帰りの電車にギリギリ間に合ったのです。
見た目は怖く、気も短いイタリアのタクシー運転手ですが、実はとても優しい人が多い。
何回もタクシーに乗る中で、そう感じました。
またまたイタリアが好きになってしまった!!
お金を貯めて3度目のイタリアに行きたいです!!!
Posted at 2012/02/27 18:35:16 | |
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