さて、オフ会のことを語る前に、まず、お盆中に起きた惨劇について話さねばなりません。
生々しい内容をそのままありのままに伝えたいので、一部アレな内容も含まれます。
-8月12日深夜-
前々日からの睡眠不足が祟って、凄まじい眠気と闘いながら国道122号を北へ向かって相棒のYRVを走らせていた。
白岡菖蒲ICの入口を過ぎた当たりから、意識が途切れ途切れになってきた。「
これは休憩した方がいい」そう想った。しかし時間は深夜。営業しているのはコンビニくらいしかない。「この先にセブンイレブンがあるからそこで休もう」と思っていたが、いつの間にか通り過ぎていた。
「これは本格的にまずい」一種の焦りが生まれた。
あいにく、そこのセブンイレブンの後は、6km先のすき家まで休憩できそうな場所はない。クロレッツを噛んでからコーラを飲んだり、音量を大きくして色々な刺激を体に与え、眠気をごまかす。しかし、やっぱり眠気には敵わなかった。。。
加須市の西ノ谷交差点を過ぎたところで、意識が飛んだ。何度も通った道なので、緩い右カーブになっているのはわかっていた。
はっと気づくと左側に迫る街路樹。
その直後
ドーン!ガリガリガリ・・・・・・
悪い意味で一気に目が覚めた。血の気も引いた。
車内が焦げ臭い。とりあえずハザードを焚いてエンジンを切り、発煙筒を持って走り出す。
何が何だかもうわからない。半ば無意識に110番に連絡していた。
警察がきてから、車検証を見せてと言われると思い、車検証を取り出す。
一枚の任意保険の払込用紙が車検証入れからはらりと落ちる。
「あいおいニッセイ同和損保」そう書いてあった。
助けてもらえるかも。
そう思った。
迷わず電話をかけた。
「レッカー移動の保証できますよ。」
そう言われた。
早く助けてやりたい。すぐにレッカーをお願いした。
警察の方々も来て、色々聞かれ・・・
と、そこから先はあまり覚えていない。
色々話をして、ほどなくレッカーが到着。
いつもお世話になっているディーラーのすぐ近くにある営業所だそうだ。
足がないので、もはや物と化してしまったYRVを営業所に留置した後、
レッカーの会社の人にわざわざ家まで送っていただいた。
家について、とにかく酷い疲労感に襲われたので、風呂にも入らず布団に倒れ込んだ。
衝突した場所は、路肩の縁石だったので、エアバック動作もなし。
しかし、左前輪が90度左に曲がってしまっているため、
ホイールは割れ、駆動軸は外れ、
とても自走できる状態ではない。
幸い、ドライバーは全くの無傷だったので、それだけが救いかなと思う。
でも正直、半分あきらめていた。
今思えば、適当な路地に入って休んでも良かったのではないかと悔やまれる。
また、事故現場からすき家までは距離にしてたった1km。あと少し、あと少しだったのに。
後悔先に立たずとはよく言ったものだが、ここまで悔やんだのは初めてだった。
いっそ、事故でYRVもろとも死んでしまった方がよかったのかもしれない。
そういった気持ちまで生まれてきてしまうほど酷く後悔していた。
次の日、SUBARUシンドローム氏から連絡が入る。
「クルマ買い換えるなら任せろ。プロデュースしてやるから。」
正直、元通りにするにはそれ相応のお金がかかるとは思った。
最悪の場合も考えて、いつでも買い換え路線に切り替えられるように、
買い換えのプロデュースをお願いした。
すると、おすすめの一台ということで、とあるクルマを勧められた。
スバル IMPREZA ANESIS
セダンで水平対向エンジン(EJ20)、色も白。136万円。
YRVの代わりをつとめるには申し分のない一台だった。
ちなみに、栃木スバル カースポット足利 にある一台。
自宅からもそう遠い距離でもなかった。
お盆休みが明け、ダイハツのディーラーから連絡が入った。
「見積もりが出来ました、時間ある時にお越しください。」
次の休みの日にディーラーに行った。
部品の修理だけで40万円、元通りにするには、板金修理込みで+100万円。
だけども、部品を修理しただけじゃ、まともに走れないだろうという見解。
ちなみに、部品自体はあるそうで、修理にするならすぐにでもとりかかれる。
でも、修理を断った。
これが別れ時かなと思った。
というのも、クルマが重傷でドライバーが無傷、
そして、YRVにしてあげたいことは完遂。
あと20,000km走らせてあげたかったけど、10年も経っているので、寿命かなというのもあったし、何より、「
おまえは次のステージに行け」そういうふうに言われたような気がした。
140万円出して修理するより、140万円で別のクルマを買う。
それを選んだ。
変わり果てた相棒を見に行った時、なんとなく、ありがとうっていう声が聞こえた。
10年以上前のクルマで、知名度の少ないYRV。
それを新車と見紛うくらいまで復活させてあげられた。
走らせれば、確かに古いところが見え隠れするが、すごくいいクルマだった。
だけど、すごくじゃじゃ馬で、タービン回り出したら手がつけられないくらいの暴走っぷり。
また機会があったら是非乗りたいクルマである。
そしてそのダイハツのディーラー、中古車販売もやっているので、そこでも中古車探しを依頼。
SUBARUシンドローム氏よりすすめられた一台の特徴を細かく伝える。
願わくばここのディーラーで。そうすれば大幅な時間短縮が出来るから。
もし、この条件でもっといいクルマがあるなら比較対象にもなる。
その中古車依頼をして、ディーラーを後にする。
ということで、SUBARUシンドローム氏に連絡、正式にIMPREZA ANESIS獲得に動く旨を話す。
すると、東西オフ当日にドッキリを仕掛ける計画を持ち出される。
クルマの買い換えなら、これくらいのサプライズがあってもいいだろう。
そう思い、
新快諾 した。
数日仕事で動けなかったが、父がわざわざ足利まで足を運び、そのクルマを押さえてくれた。
その後、ダイハツのディーラーから一本の電話が入る。
「足利のお店で、合致するのが見つかったんですが、これ、○○さんが押さえたクルマですよね。」
(本名なので伏せ字にしてあります。知っている人は○○を苗字に置き換えて読んでください。)
はっきりそうだと答えた。
次の日、もう一本の電話。
「うちの店に持って来ちゃいましたwww。手続きだとかは全てやっておきますので、契約書さえ書いてもらえれば、早ければ1週間で納車できますよ。」
これにはびっくりwwwww
SUBARUシンドローム氏も驚きのスピードだそうだ。
さすが有限会社wwwwwwwww何でもアリwwwww
そして、平成24年8月30日。契約調印。
この時に、初めて新しい相棒と会った。
気になる傷はあるが、全然許容範囲。
迷うことなく、サインをして、6万円を支払った。
ナンバーの無い未来の相棒に挨拶をして、その日はディーラーを後にした。
平成24年9月9日 親父のアルファードの助手席に乗り込む。
バックの中には頭金の50万円を入れて。
ディーラーにつくと、ダイハツの軽自動車の中に、ひときわ大きい白い車体。
ちゃんと希望ナンバーを掲げて、凛々しい姿でその時を待っていた。
頭金を払って、鍵を受け取って、エンジンをかける。
こうして俺は
水平対向の世界への扉を開けた。
