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長っ鼻のドーラのブログ一覧

2023年09月02日 イイね!

(Z32) ヘッドライトトラブル[解決編]

 ヘッドライトのヒューズがスイッチオンで瞬断するというトラブル。気候が良くなったら手を付けるぞ!と思っていましたが、バンパーを脱着するということへの気後れや他の事に現実逃避?しているうちに最良の季節は過ぎ、気が付けばとんでもない猛暑の夏に突入してしまいました。

 車検が迫っているので放置しておく訳にも行かず、かといって車検整備で指摘を受けてやってもらえば諭吉さんが何枚飛んでいくやら…。もう猶予はありません。

 何でバンパー脱着に気後れしたのか。そんな事をやったことがないというのもありますが、大きな理由は多くの人がジャッキアップしてそれをやっているということです。車高が低いので普通のガレージジャッキは入らないし、それなら片輪をパンタグラフジャッキで上げてみて…と思ったら左右ともジャッキアップポイントを含めて広範囲に破損しているという衝撃の事実が判明。リジットラックを架けるどころかジャッキアップすらおぼつかないという状況に一気にガックリして意気消沈してしまいました。ですが、もうジャッキアップなし=タイヤを付けたままでやるしかありません。

 まずは情報収集ですが、あまりにもポピュラーなのか文章だけでサラッと脱着しましたというのがほとんど。作業場所がフェンダー内とかアンダーカバー部分というのもあって写真が撮りづらいというのもあるでしょう。そんな中、参考になったのが「芝爺の部屋」というサイトのヘッドライトの取り外し記事です。

 実際の作業ですが、地べたにへたり込んでタイヤハウスやウィンカー部から手を突っ込み手探りでネジやナットを外します。アンダーカバー周りのネジも外して最後にボンネットの下にあるステーに固定してあるボルトを外せばバンパーが外れるはず…と思いきやビクともしません。左右のフェンダー部分は外れているのですが、中央付近で引っ掛かっているというレベルを通り越してガッツリと何かがバンパーを掴んでいます。昨日はそこで諦め、本日改めて情報をリサーチします。すると何やら3本のネジも外さないといけないという情報が…。

 そこでナンバープレートを外してみると記事にはないボルトが3本。それを抜いてみるとあっさりと外れました。記事を見て気になってはいたのですが、芝爺さんの車とはナンバープレートの固定方法やバンパーの形状が少し違うようです。私の車はVersion.Rなのでマニュアルエアコン、芝爺さんのは外気温センサーの記述があるのでオートエアコンですからグレードが違うはずです。それが車体構造に影響しているかは判りませんが、整備要領書追補版Ⅳを改めて確認してみると先の3本のボルトについての記述はありました。



 それはさておき、ここからが本題です。以前にバンパー内を覗き込んだとき気になったエレクトロタップ(蟹)の群れ。場所からしてライト関係であることは間違いないと思っていたのですが、白日の下に晒されたそれを見て改めてビックリ。何と車両の配線から分岐して3極のカプラーに繋がっています。この車、純正のキセノンヘッドライトを外してハロゲン仕様のヘッドライトに社外品のHIDを装着してあったことは以前のブログで書きましたが、ユーザー自身が加工したのか業者がやったのかは判りませんけど流石にこれはちょっと…。せめてオリジナルのヘッドライト側と同じカプラーを噛ませるなんてことは出来なかったんですかね。分岐しているハーネスも左右で太さが違いますし、???となります。



 さて対処ですが、一見すると配線の被覆が剥がれてボディに接触しているとかはなさそうですけど、カプラーが剥き出しのため何らかの原因でカプラー内部でショートしている可能性はありそうです。従ってやることは唯一つ。エレクトロタップを外して要らないハーネスを取り除き、銅線が剥き出しとなっている所を自己融着テープで被覆します。処置を終えた後、ライトスイッチをオンにするとヒューズが飛ぶこともなくちゃんと点灯しましたので解決です。もちろん、トラブルがあった左側だけでなく右側も処置しました。

 今回のトラブルの原因はヘッドライトを交換した時に不要となったカプラーを外すなり被覆するなりの処置をしなかったことですね。ラジエターが割れるというトラブルもあり、ついでにヘッドライトの交換や車検もお願いしたもので今更愚痴も言えませんけど、自分で出来そうなことは自分でやらなきゃという教訓にはなったでしょうか。

※アンダーカバー周りのネジですが、外すときは手探りで出来ましたけど再度の締め付けはそうは行かず、ペンディング状態です。何しろ、あまりの暑さで疲れて喉は渇くはお腹は減るわで…。
Posted at 2023/09/02 23:36:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | トラブル | クルマ
2023年01月02日 イイね!

(Z32) ヘッドライトの回路が読解できていませんでした…。

 間が抜けているというか何というか…。自分なりに回路をチェックしたつもりでしたがヘッドライトコントロールリレーの動作をきちんと理解できていませんでした。
 以前にも書いたようにライトスイッチが2段(オン)でかつLoの時はヘッドライトコントロールリレーが3-5となり何も起きません。逆に言えば、それ以外の時は3-4の状態ですのでキセノンヘッドライトリレーの2とヘッドライトコントロールリレー、それにHiのヘッドライトリレーが緑の回路で繋がっており、その両端がボディアースに落ちていますので導通があって当たり前、ショートしているわけではないということです。



 ライトスイッチがオフの状態でパッシングスイッチをオンにすると、電流は青の回線から分岐した橙の破線の回路を通ってキセノンヘッドライトリレー及びハイビームヘッドライトリレーを動作させHi・Loとも点灯します。ライトスイッチがオン(青の破線)でかつLo(黄の破線)の状態だとヘッドライトコントロールリレーは3-5となり、この状態でパッシングスイッチをオンにすると接続が切れているLoの回路には電流が流れずHiの回路のみに電流が流れるので、Loは点灯したままでHiがスイッチを操作している間だけ点灯します。

 ヘッドライトコントロールリレーの3-5,3-4の切り替え、パッシングスイッチがオンのときにキセノンヘッドライトリレーへ流れる電流を見落としたため、パッシング時にはLo,Hi同時点灯するはずなのにおかしいなと思いつつもスルーした結果、モヤモヤ感が残りましたがこれで解決です。

 回り道をしましたが、ヒューズ、キセノンヘッドライトリレー及びハイビームヘッドライトリレーを外して、上流(バッテリー)の側から再びチェックをします。ヒューズからライトスイッチ、そしてハイビームヘッドライトリレーまでの間、順番にパーツを付ける前と後で電圧や導通を測っても異常はありません。最後はキセノンヘッドライトリレー。ダメだろうなと思いつつ、キセノンヘッドライトリレーを取り付けてライトスイッチをオンにすると…やはり切れました。

 これでトラブル箇所がヘッドライト本体であることはほぼ確実です。キセノンヘッドライトリレーの5とボディアースとの間に導通がないので、配線のショートが原因ではなくバラスト(コントロールユニット)そのものが不良である可能性もありますが、ヒューズの交換やキセノンヘッドライトリレーの入れ替えで一時的に解消したことがあるので、振動などによって被覆の剥がれた配線がボディに接触したりしなかったりという可能性もあります。むしろ、そうであって欲しいなという気持ちです。

 因みに下の写真はコーナーリングライトを外してバンパーの裏側を覗き込んだものです。ハロゲン仕様のヘッドライトにHIDを装着したときの配線らしきものが残っていますし、蟹(エレクトロタップ)がワラワラと戯れています。まずは、これらをスッキリと片付けることからでしょうか。



 次はキセノンヘッドライトの構成図です。紫の○が車輌側へ繋がる3極のコネクタで車輌側のコネクタとともに加工されているものと思われます。青い○はHIDの電源、赤い○はキセノンバルブに供給される昇圧された電源です。



 覚悟はしていましたがヘッドライトユニットを外すのは億劫です。ヘッドライトユニットを固定している4本のナット・ボルトのうち、過給器のパイピング近くにある所謂3番のボルトが取り付けられていないのは幸いといえば幸いですが、「急がば回れ」という格言に従うのならバンパーも外す方が無難そうです。

 果たして自分一人で出来るのか? 正直言って、ちょっと自信がありません。
Posted at 2023/01/02 23:41:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | トラブル | クルマ
2022年12月31日 イイね!

レグナムよ、お前もか…。

 今年最後の給油に出掛けたら、前走車に右ヘッドライトの反射がないことに気付きました。帰ってから確認してみるとやっぱり点いてない…。2年ちょっと前にバラスト不良で中古の予備部品に交換したばかりですが、またバラストが突然死したか、それともヒューズ切れか何かか…。何れにせよ、陽もどっぷり昏れているし今日は大晦日。チェックは明日以降です。
Posted at 2022/12/31 20:47:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | トラブル | クルマ
2022年12月30日 イイね!

(Z32) ヘッドライトの回路をチェック

 キセノンヘッドライトリレー及びライトスイッチをテスターでチェックしてみました。左側がヘッドライトリレーの差込口、右側がライトスイッチの車輌側ハーネスです。橙の番号は回路図と対応しています。





【キセノンヘッドライトリレー】
・取り外して3とボディアース間の電圧を測ってみると左右とも12Vが掛かっています。
・5とボディアースの間は左右とも導通がありません。あれっ、ショートしていない?
・1-2の間、1とボディアースの間には左右とも導通があります。気になるのは2とボディアースの間にも導通があることです。リレーを外してあるので導通はないものと思っていたので意外というか、問題はここかと思って念のため右側も測ってみるとやはり導通があります。

【ライトスイッチ】
・1,3とボディアースの間には12Vの電圧が掛かっています。
・2,4とボディアースの間には導通があります。キセノンヘッドライトリレーの2へと繋がっているのですから、当然と言えば当然ですが。
・取り外したスイッチ本体を2段(オン)にすると、1-2,3-4,5-6の間にはそれぞれ導通があります。

 テスターで測った限りでは、キセノンヘッドライトリレーの2とボディアースの間に導通があること以外は回路図どおりです。不可解なのは左右ともリレーの2がボディアースに落ちている?ことです。これだとライトスイッチオンでショートしてもおかしくなくヒューズ切れという現象と一致する反面、同じようにボディアースに落ちている右側でヒューズ切れが起こらない理由が判りません。こんなことは予想していなかったので、ヒューズボックスを外すための工具は用意しておらず続きは明日以降に持ち越しです。果たしてどうなっているのやら…。
Posted at 2022/12/30 23:04:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | トラブル | クルマ
2022年12月29日 イイね!

(Z32) やっぱり解決していなかった…。

 前記事で「奇っ怪な顛末」と書きましたが、説明の付かない話だったので「何時かは…」と思っていたら案の定あっさりと再発しました。それにしても、リレーの入れ替えで一時的とはいえ正常動作した理由がさっぱり判りません。
 訝しんでいても仕方がないので、改めて配線図をチェックするに当たってデジカメで撮影しモニターで見られるようにするとともに回路を追えるように色分けしてみました。



・赤はキセノンヘッドライトの電源です。
・青はライトスイッチ回路で、2段(ライトスイッチオン)にすることによりキセノンヘッドライトリレーが動作してロービームが点灯します。
・緑はライトスイッチがオンでかつLo(黃)の時はヘッドライトコントロールリレー(トランスファータイプ)が励磁して3-5の回路が成立しますが、5の端子は何処にも繋がっていないので何も起きません。ライトスイッチをHiにすると1-2へ電流が流れず励磁が解除されますのでリレーが3-4へと切り替わってHiのヘッドライトリレーが動作しハイビームが点灯します。
・橙はヘッドライトコントロールリレーをパスしてパッシングするための回路ですが、左が右を、右が左を制御するようになっています。おかしな話ですので実車で確認してみると、右は右、左は左のヘッドライトリレーをコントロールしていますので回路図の間違いでしょう。便宜上、図面では左右を入れ替えていますが、5-6、8-9のどちらが右でどちらが左かは確認していませんのでご注意ください。

 #37の20Aのヒューズから分岐している回路は以上ですが、正直言って余程のことがない限りライトスイッチの回路(青・黃・橙)がショートしているとは考えづらいですし、もしそうだったらショート箇所の特定は極めて困難となりそうです。

 差し当たっては、ライトスイッチのコネクターの3番とボディアースの間の抵抗を測ってみること。ここの抵抗が0Ωならばヒューズの電装品側との間でショートしていることになります。次に、コネクターの4番とボディアース間の抵抗を測ってみること。リレーを介してボディアースと繋がっているので0Ωにはならないはずですが、リレー単体で測ったときより抵抗値が小さければショートの可能性はあります。どちらにしてもリレー単体の抵抗を測る必要がありますので、確実を期すにはリレーを外して測ることでしょう。あとは、ライトスイッチの回路が左右で分かれていますので、ライトスイッチ自体の左側が不良という可能性もあります。
(注)このコネクターはオス(スイッチ側)です。実際に測る車輌側のコネクターは逆になります。

 ライトスイッチ回路に異常がなければ、次はヘッドライトコントロールリレーの3及び4番とボディアースとの間の抵抗を同様に測定してみます。ここでも異常がなければ、いよいよ本丸?のヘッドライトへの電源に取り掛かるしかありません。ヘッドライトを外すという大仕事になりますので最後です。

 簡単にチェックできそうなところから可能性を潰していきますが、実際には赤のキセノンヘッドライトリレー(5番)からヘッドライトの間でショートしている可能性が高いのでは?と思っています。
 実はこの車、純正のキセノンヘッドライトが付いていたはずなのですが、わざわざハロゲン仕様のヘッドライトに某ショップ製のHIDを付けていたという訳あり品です。オークションで純正品を購入して車検時に交換してもらったのですが、ハロゲン仕様とキセノン仕様ではハーネスの形状が異なるので当然加工されていたはず…その辺の処理がマズかったのではと思う次第ですが、果たして素人の手に負えるものでしょうか。
Posted at 2022/12/29 20:32:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | トラブル | クルマ

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