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長っ鼻のドーラのブログ一覧

2022年12月18日 イイね!

(Z32) ヘッドライトのヒューズ切れ再び…その奇っ怪な顛末

 単なるヒューズ切れかと思われた左ヘッドライトの不点灯が再発しました。原因はまたもやヒューズ切れでライトスイッチオンで瞬断しているようです。

 回路の何処かに異常があるはずなので、まずはヒューズの電装品側とアースの間の抵抗を測ってみましたが左右でさほどの違いはありません。何処かでショートしていて0Ωに近い値が出るはずと思っていただけに、拍子抜けするとともに頭を抱えてしまいましたがそこは素人の悲しさ。ヒューズからライトスイッチへ分岐した回路がどのように動作するか理解できていませんし、ライトスイッチがオフなのでヘッドライトリレーが動作しておらずそこから先の抵抗など測れるはずもありません。ショートを疑って測定すべきはヘッドライトリレーの電装品側とヘッドライトに繋がるカプラー間の抵抗ですがヘッドライトを外さないと出来ませんし、そこから先のバラストやイグナイターの良否はサーキットテスターで診断できない気がします(整備要領書にも「テスターを用いてのH.I.Dコントロールユニットの回路診断は禁止。」と明記されています)。

 因みにバッテリーからヒューズの間でショートしているなら大ごとになっているはずですがそんなこともなく、ヒューズのプラス側とボティとの間には12Vの電位差があります。配線図を見てもヘッドライトの回路はシンプルそのもので、バッテリーからヒューズを介してヘッドライトリレーでON/OFFをコントロールしているだけです(厳密にはヘッドライトコントロールリレーでロー・ハイ・パッシングを制御しています)。リレーを動作させているライトスイッチに異常があるならば左右とも同じ症状が出そうですし、直接ヘッドライトに電源を供給しているわけでもないのでヒューズ切れとは関係なさそうです。

 またショート(短絡)と漏電は違うそうですが、車の場合はタイヤが絶縁体ですので地面に漏電することはなく、電源が抵抗(電装品)を介することなくボディに接触していたなら漏電ではなくショートと言って良さそうです。ショートではないのに過電流が流れる原因としては容量以上の電装品が繋がっているという事が考えられますが、シガーソケットやオーディオの回路から分岐して容量以上の電装品を繋いでいるならともかく、ヘッドライトから分岐して他の電装品へ電源を供給しているなんて考えられませんし配線図にもそんな記載はありません。

 そうなるとヘッドライトを外さずに点検できるのはヘッドライト関係のリレーぐらいでしょうか。そこで改めて回路図と現車を見比べてみるとリレーの数が違います。困ったなと思っていると整備要領書の追補版にキセノンヘッドライトの回路が抜書きされていました。それによると、ロービーム(キセノン)とハイビームはそれぞれ別のリレーとなり左右合わせて計4つ、ヘッドライトコントロールリレーも左右で別々となり計2つで、合計6つのリレー構成です。それらが全てエンジンルーム左側のヒューズボックス内にあります。まずチェックすべきはH/LAMP DIM LH H/LAMP LHと書かれた左側ロービームのリレーですが、リレーが固着あるいは焼損しているなら電装品が動作しない、あるいは動作しっ放しとなることはあっても過電流が流れる事態になることは想像できません。ヘッドライト(HIDのバーナー)そのものが死んだ可能性もありますが、それだと電気が流れないのでヒューズ切れを説明できない気がします(レグナムのバーナーが死んだときはそんなことは起こりませんでした)。

 …とつらつら思いつつも、ここ数日風がビュービュー吹いているので億劫になっていましたが、日没が早くなっていることもあり何時までも放置できませんので着込んで作業することにします。その結果は…。

 右ロービーム側のリレーを左側に差し込んでみるとちゃんと点灯します。ということは右側が不点灯になるかと思いきや、右側もちゃんと点灯します。この時点で目が点というか、狐につつまれた思いです。念のため、何回かヘッドライトのオン・オフを繰り返してみましたがちゃんと点灯します。ヘッドライトを外すこともなく直ったということは嬉しいことですが、原因が不明なのは気持ちが良いものではありませんね。
Posted at 2022/12/18 20:10:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | トラブル | クルマ
2022年11月17日 イイね!

Z32にフットライトを付けようかな?

 何かの調べ物をしていたときにエーモンからフットライトLEDコントロールという商品が出ていることを知りました。へぇ~面白そうだなと思ったもののちょっとお値段がお高い…。コントローラーだけで3646円、LEDが2席分で2500円ぐらいします。まっ、フットライトなんてなくても良いかと思いつつも、つらつら考えているとルームランプと連動してドアを開けた時に点灯、ドアを閉めたらフェード消灯(注)するだけで十分ですし、それなら汎用のLEDとコード、コネクタなどがあれば出来そうです。そう思って配線図集を調べてみると、ヒューズボックスから出たルームランプの電源は車両右側を通って、どうやらリアピラー辺りから天井裏に入ってスイッチにつながっている様子。スイッチのアース側も同じルートを通って右リアピラーへ戻ったあと今度は車輌左側に向かい左ホイールハウス前のルームランプリレー(R-24)を介してアースに落ちています。そのリレーを動作させるのは左右、そして後部のドアSWです。

 これだと上手く行けば右リアピラーを外して電源とマイナスコントロール線を見つけることが出来たなら割と簡単に配線できそうです。それがダメでもルームランプリレーのコネクタ図もテスターもあるのでマイナスコントロール線は簡単に解るでしょうし、電源はオーディオ用のメモリ電源から取ることも出来ます。いや、こちらの方が簡単でしょう。材料費も2500円もあれば足りそうです。

 ちょっとやる気が出てきましたが、まずはリアシートと左側リアピラーを外してみないと始まりませんし、「想定外」なこともありそうです。そういう試行錯誤を繰り返して思い通りなものが出来るのが楽しいんですけどね。

注:Z32には1~6期というモデル分けがされていますが、1~2期のモデルはフェード消灯がないようですのでご注意ください。
Posted at 2022/11/18 00:38:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIY | クルマ
2022年11月11日 イイね!

リアビューカメラ取り付け

 発注したエーモンのスイッチが届いたのでリアビューカメラを取り付けます。まずは電源周りから。

 スイッチはACCからヒューズを介してリアビューカメラとの間に取り付ける必要がありますのでリアビューカメラの配線を切断して割り込ませますが、スイッチの配線は細くて調べてみると2sq相当とありギボシ端子などは使えません。細いハーネスに対応したカプラーでもないかと調べてみたところ、同じエーモンから出ている接続端子が良さそうです。カメラ側のハーネスはACCからヒューズまでは0.75sqぐらい、ヒューズからカメラまでは0.5sqぐらいです。この製品は0.2sqから0.5sqに対応していますのでピッタリですし、プライヤーで簡単に圧着できます。





 配線を仮接続して動作を確認。次はカメラ本体の取付です。

 カメラ本体はリアガーニッシュに取り付けます。他のユーザーの方の取付方法を調べてみるとナンバープレート周りやリアガーニッシュ内という例がありましたが、ナンバープレート周りだとリアバンパーが映らないので距離感をつかむのに難有りな上、規制にも引っ掛かりそうだし、リアガーニッシュ内は加工が面倒臭そう…。かと言って、リアガーニッシュにカメラむき出しは格好悪いし適当なカメラカバーはないかと調べているうちに見つけたのがイクリプスの製品。すでに販売終了でしたが運良くオークションで手に入れることができました。

 なお、この取付方法は保安基準に抵触する可能性があります。私の車は規制適用以前に製造されたものですし、取り付けたカバー(BCV113)も外突規制対応カバーとなっていますので規制をクリアしているかと思いますが、もし参考にされる際はご注意ください。

 さて取付位置は決まったもののハーネスを保護するためにコルゲートチューブに通したのでハーネスを通せる隙間がありません。やはりリアガーニッシュを外すしかないかと思って作業を始めてみると、そのためにはラゲッジルーム内の内装を外す必要があって大掛かりな作業となりました。何が辛いと言っても、中腰の姿勢が辛くて仕方がありません。
 ようやくリアガーニッシュを外しましたが、やはり通せる場所がありません。仕方がないのでリアガーニッシュを止めているピンの穴に通すことにしました。6箇所もボルト・ナットで止まっているのでピンが一つなくても問題はないでしょう…。配線を通してリアガーニッシュを取り付け内装を元に戻して完了です。





 ついでなのでナビも移設します。視線移動が少ない反面、タッチパネルに手が届きにくく外部からの光が反射して見難くなることが多いダッシュボード上からセンターコンソールに移設します。
 使用するのはオークションでたまたま入手したPanasonicのナビ取付キット。欲しかったのはおまけのナビでしたので放置していましたが、試しに使ってみることにしました
 どうしてもダッシュボード上より視線移動が多くなるのでは?と危惧していましたが、そんなこともなくタッチパネルの操作も楽々行えます。ダッシュボードのスタンドは外れて落ちるなんてこともたまにありましたが、そんな心配もありません。1DINの小物入れを外してオーディオを下段に移し、上段にキットを設置します。ETCも小物入れから外しましたが、ブラケットを外すのに手間取っておりまだ取り付けていません。また、外光の反射については実走行していないので評価はまだです。



 ちなみにスイッチですが、ONの時は明るすぎる気がします。今回はステアリングの影にすっぽりと隠れましたので、結果としてはLED付きの必要性はありませんでした。



 最後に、ナビのマニュアルに従って目安線を設定しますが中々しっくりと来ません。何度も何度も前進・後退を繰り返して調整し何とか満足の行くレベルになりましたが、カメラ映像だけで後退するわけでもなく、障害物を確認するという目的は十分達成できるので良しとします。



 リアビューカメラの取り付けは2回めですが、少しずつチマチマとやった上に何度も手直しをやったり思いがけない作業が生じたりと結構時間が掛かりました。プロの方の作業に何万円も工賃が掛かるのも納得です。
Posted at 2022/11/11 21:20:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIY | クルマ
2022年11月02日 イイね!

バックカメラの耐久性

 暑かった季節も過ぎ、手に入れておいたバックカメラをそろそろ取り付けようと思い段取りを考えていたときのこと。

 以前にもそうしたようにバックカメラの電源はバックランプなどから取るものという認識があり、自動切換えと任意の切換えを三極スイッチでコントロールしようと思っていたのですが、バックする時と後方をモニターする時だけ手動でスイッチを入れればいいやと思ってACCから電源を取ることにしました。

 その方が切り返しのとき画面が切り替わることもなくなりますし、回路も単純になります。使っているパナソニックのGorillaは映像入力切替を自動に設定しておけばスイッチを入れるとリバースと同じ動作をします(カメラがACCから電源を取っているのか、バックランプから電源を取っているかなんてナビには解りませんからね)。

 次にバックカメラの消費電流がスイッチの許容電流内かどうか確かめるため取扱説明書を改めて確認すると、パナソニックのCY-RC100KDで約70mA、パイオニアのND-BC8Ⅱで100mA以下でエーモンの貼り付けプッシュスイッチ(3224)の200mAに対して十分許容範囲内で問題ありません。

 そのまま取扱説明書を読み進めると、私の認識とは違い両者とも電源はACCから取るように書いてあります(パナソニックはリバース電源への言及がありますがパイオニアにはありません)。「あれっ、これだとモニターに映っていないだけでずっとバックカメラは動作していることになるけど、耐久性はどうなんだろう」と気になりました。以前にも同じようなことを調べたことがありましたが、一部のメーカーを除いて明確な記述がなかったような気がします。パナソニックもパイオニアもACCからとしている以上、カメラが常時電源オンでも問題ないという認識というかテスト済みなのでしょうか。

 使っていない時にも動作させっぱなしというのは寿命に影響するでしょうから、ちょっと詳しい人ならスイッチを噛ませるかリバースから電源を取るでしょうけど、詳しくない人が説明書通りに配線したら設定とかにちょっと苦労するかも?と思う反面、スイッチを添付するのはコストアップに繋がるし必ずしも使用してもらえるのかわからない以上、メーカーとしてはしたくないんだろうなと思った話でした。
Posted at 2022/11/02 19:55:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIY | クルマ
2022年03月25日 イイね!

バッテリー交換&左側ライトのヒューズ切れ再び

 昨年9月にZ32を車検に出したときバッテリーの劣化を指摘され、案の定再びバッテリー上がりとなりました。
 充電では対処できないと判断し、バッテリーを交換することにします。所詮、消耗品だし大容量のものは価格が高いだけなので、標準の55D23よりワンランク上ぐらいでと思って探すことにしました。
 まずはメーカーの決定から。色々な評判を参考にして、今までも何回か使ったことのあるPanasonicのカオス、使ったことのないACデルコ、同じく使ったことのないVARTAのBlue Dynamicに絞り、容量と価格を勘案して最終的にVARTAのBlue Dynamic 95D23Lにしました。

 充電してから発送するというショップで購入しましたが、念のため取り付け前に補充電します。2Aの電流で1時間50分ほどでFULLとなりました。

 取り付けですが、Z32のバッテリーはエンジンルームの奥側にあって片側の固定用ステーはカウルトップの下になります。横着して手探りでステーを引っ掛けようとしましたが敢え無く失敗。手元に工具がなかったのでカウルトップを外しての作業は先送りにし、端子だけを接続してエンジンスタート。もちろん、一発で始動しました。

 ここで、気になっていたライトをチェック。Z32はハイビームにしたとき、ロービームは消灯する仕様らしいのですが、前ユーザーがロービームも消灯するように手を加えているか確認するためライトをオンにするとハイ・ローともに点灯…したのは良かったのですが、またまた左側のライトがハイ・ローとも点灯していない。ヒューズを外してみると、案の定切れています。

 これだけ頻繁にヒューズが切れるということは、過大な電流が流れているか、どこかで配線がショートしているということです。ヒューズは規定の容量のものを使っているのでショートの可能性が高そうです。

 これは困りました。整備性の悪いZ32のこと、どうやってトラブルシューティングするか悩ましい問題です。
Posted at 2022/03/25 19:25:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | トラブル | クルマ

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長っ鼻のドーラです。よろしくお願いします。 平成9年式!の三菱 レグナムに乗っています。 とても気に入っていてこれからもずっと乗り続けていくつもりです。 ...
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