いやぁ、長かった・・・。
事の発端は去年のお台場オフ当日のこと。
僕もお台場オフに参加するために東名高速をひた走ってました。
足柄SA手前数kmのところでまったく予期せぬ事態が。
いい感じのペースで走ってたら前が詰まってたのでエンブレで減速するのに5速にシフトダウン・・・・・・
5速に・・・・・・
5そ・・・・・・
5速に入らねぇ((((;゚Д゚))))
一度6速に入れな・・・・・・
6速も入らねぇ((;゚Д゚)ガクガクブルブル
回転合わせとダブルクラッチ使ってなんとか4速に入れる。
そこそこ交通量のある高速で停止するのは危険だし、オイル撒いてる感じでもなかったのでペースを落としてなんとか足柄SAまで到達。
5・6速はギヤが入らないどころかシフトすらできなくなり、他の各ギヤもものすごく入れずらい。
ニュートラル状態でもかなりの振動、クラッチを切ると振動がなくなる。
ミッションブロー確定ですorz
ここでお台場オフへの参加を断念(´・ω・`)
とりあえずTRIALに連絡を入れようと思ったけど、まだ時間が早くスタッフはまだ出勤してなさそうだったので、足柄SAで朝風呂に入って時間をつぶす。
そろそろスタッフみんなが出勤してそうな時間になったので連絡をする。
動けなくなったのでどうするか相談した結果、保険のレッカーサービスの特約を使ってある程度まで移動した後、TRIALのレッカーで迎えにきてもらう事に。
前にエンジンブローした時もそうでしたが、そこそこ距離があってもレッカーで引取りにきてくれるので助かります。
保険屋さんに連絡をし、レッカーの手配をするのですが、本来保険でのレッカー移動は車だけで運転者含め同乗者はレッカー車とは別で移動しなければいけないのですが、無理を言ってレッカー車に同乗させてもらいました。
保険でのレッカー移動は200kmまでできるのですが、TRIALまでの距離は半分も満たないので保険で行けるギリギリのPAでVSともども降ろしてもらい、そこでTRIALのレッカーが翌日に来るので、それまでの間時間つぶし。
んで、TRIALのレッカーが来たんで、自身は地元で降ろしてもらってVSはそのままTRIALへドナドナ。
もともとお台場オフの翌週からオーバーホール作業でVSを預ける予定になってて、代車も借りる予定だったから、翌週の日曜にTRIALへ行くついでにミッションブローの原因を調べてもらうのを頼もうと思ってたら、翌週にはすでにエンジンもミッションもすべてバラされてました。
今回のオーバーホール作業で、ミッションはすべて新品に交換(よく考えたら、これで新車時のATから含めてミッション3基目だw)するのですが、原因次第ではなにか対策をうたなければならないので、原因を聞くと・・・・・・
5速のスリーブ内にあるギヤ(名称忘れた)が見事に割れてました。
ミッションブローというと、たいがいはギヤ欠けだったりするんですが・・・
TRIALの担当君がこの少し前に、86(ZN6)のミッションでハードに走り込むとギヤが割れる事があるとどこかからか聞いてきたらしく、そんな事あるんかなぁ~と思っていたそうですが
ミッション形式違えど現実に起きましたwwwww
もし、ここをご覧の86(ZN6)オーナーの方で、サーキット走行などハードに走り込む方はミッションブローには気をつけてください。
割れ方もどことなく金属疲労的な感じみたいだったので、今回は新品ミッションのギヤ全てにWPC及びDLC処理を施してミッション強化を図りました。
ミッション交換に付随してLSDも交換。
LSDはTRDの機械式1.5WAYから、OS技研の機械式スーパーロックLSD1.1WAYへと変更。
スーパーロックLSDはほぼノンオーバーホールであろう事と、ミニサーキット等を走るのであれば1.5WAYより1.1WAYの方が走りやすいであろう事から、自分向きかな。
でも、もともとスーパーロックLSDはトヨタのFF6速MTには設定がないのですが、SPEC-X仕様にして装着してます。
さて、エンジンなんですが、前回オーバーホールしてから約16万km走行してたのですが、シリンダヘッドはびっくりするくらいきれいだったようです。
16万km走行したのに、ここまできれいなシリンダヘッドはなかなかないって言ってました。
エンジンオイルは約3300km毎(1万kmで3回)の交換で、使うオイルはどんな銘柄や粘度でも必ず100%化学合成のものを使うというのを徹底してたので、その賜物かな。
ピストンも比較的きれいだったものの、高回転を多用するのでスリーブがちょっと傷んでたようなのでスリーブ交換となったんですが、この事が作業を長期間化させる事になるとは・・・。
VSのエンジンにはもともとTODAレーシングのボアアップキットが組み込まれてたのですが、TODAでもノーマルから打ち換えたパワーライナーの再打ち換えはやった事がないらしくてかなり苦労したようで、これにかなりの時間を費やす事となりました。(それにしても、たぶん僕が日本で一番1ZZエンジンを酷使してるんじゃなかろうか)
今回のオーバーホールは、各部の強化も兼ねてるので
ピストンをはじめ、ピストンリング・ピストンピン・メタル・バルブ・バルブリフター・オイルポンプなどの摺動部に必要に応じてハイパーモリショット・WPC・DLC処理を施し、ヘッドガスケットには1.9L仕様用の強化ヘッドガスケットを使いました。
さらに今回、シリンダヘッドを外したついでに結晶塗装を施して青くしてみました。
VSを預けてから約5ヶ月半・・・
先週ようやくVSが帰ってきて慣らしをしたので、近いうちまたセッティングをしないとな・・・。
前回オーバーホールをしてから16万km走ったのですが、今回は20万kmは持ちこたえるといいなぁ・・・。