RS125には、ロータックス122というカート用のエンジンがついています。
このエンジン、排気ポートがものすごいでかいです。
ということは、低速トルクがさっぱり出ないものになります。
高速側は、あほみたいにパワーが出ます。
低速トルクを出すために、排気バルブというものがついており、扱い点数になると、電磁石(ソレノイド)でワイヤーを引っ張り、写真の板を引っ張り出すことで、排気ポートを大きくしたり小さくしたりしています。
自分のRS125は、怪しいヤフオク中古車だったこともあり、購入したときはものすごーく調子が悪かったんです。
調子がいいなーって思って回すと低速で突然かぶり始めてさっぱりパワーが出なくなり、回転をあげていくと突然急加速するという感じでした。
バイク好きの先輩に聞いてみたところ、排気バルブじゃない?ということで、あけてみた結果の画像です。
結果的には、ソレノイドの動く部分がさびており、時間が経つと徐々にバルブが閉じるのですが、一度開くと30分くらいは閉じないため、低速がさっぱり出ないという状況になっていました。
よく聞くのは、バルブ自体がオイルで汚れ、べとべとになって動かないというのは聞きますが、まさかソレノイドがさびて動かないとは・・・
長い間、外に放置されたんでしょう・・・エンジン回りも結構さびてますもんね。
Posted at 2020/07/01 21:10:58 | |
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