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１９９９年６月にフルモデルチェンジされたY３４グロリア後期最終型を紹介します。

Y３１・Y３２・Y３３でグランツーリスモを設定してスポーティなイメージを印象付けて幅広い年齢層の人から支持されました。
Y３１で初めてグランツーリスモが登場した時は凄く新鮮味があって魅力的でした。
一時は中古車でもグランツーリスモの方が値段が高いという状況でした。
ですが時間が経つにつれてブロアム系とグランツーリスモ系の人気と値段の差もなくなっていったのも現実でした。

Y３４ではセドリックとグロリアを姉妹車というだけでなくてセドリックはブロアム系でグロリアはグランツーリスモ系をイメージした展開になりました。
グランツーリスモという名称も一時廃止になりました。

新しい時代を予想して色々な挑戦をしていたのだと思います。

２０００年１０月に一部グレードにグランツーリスモが復活しました。

２００１年１２月にマイナーチェンジを実施してグロリアはグランツーリスモにグレードを統一しました。

２００２年２月に北米専用車としてインフィニティM４５が発表されました。
エンジンはインフィニティQ４５(シーマ)の４５００㏄が搭載されました。

今回紹介したカタログは、２００４年４月製でフーガ登場の６ヶ月前の最終型のものです。
このカタログを見ていると後継車のフーガの事もかなり意識しているなと感じたりしています。
セドリック＆グロリアの姉妹車はなくなりましたが、２世代のフーガがきちんと受け継いでいっているなと感じますね。

最終型で２００４年式なので頻繁に見かける事は多いですが、グレード等に拘ると探すのは難しいと思いますね。

最後のグロリアとして凄く印象に残っています。