
横浜にはかなり多くの米軍施設が残されています。根岸森林公園のシンボル、横浜競馬場跡周辺には横須賀に駐留する軍人さんたちの保養施設や学校があるのですが、ここも年に一度、フレンドシップデーと題して基地の開放があります。オープンベースが楽しいのは、柵の向こう側が完全にアメリカだということ。目の当たりにするすべてのものが日本とは明らかに違います。ほぼ毎年行くのですが、いつ行っても催し物はまったく同じ。それでもまた行きたくなるのは、このへんてこな異国情緒からでしょう。横浜競馬場跡を正面から見られるのはこのオープンベースのときだけです。この廃墟、周囲が米軍敷地内ということと市に予算がないという理由から、ずーっと廃墟状態が続いています。将来は建築物博物館にするという案があると聞きました。
マッチョな男たちが焼くスペアリブ。ともかく売られているものはすべて肉です。ターキーレッグ、ポークステーキ、チキンバーベキュー・・・ひとつ食べればお腹いっぱいになります。

軍人さんと記念写真が撮れるのですが、身近に銃を見るとそれだけで緊張しますね?

ユーミンの名曲「海を見ていた午後」に登場するレストラン"ドルフィン"のそばにあるとてもアメリカンな消防署があるのご存知ですか?CNFJ Fire Departmentという米軍施設の消防署の根岸支部です。この日米合同消防署も毎年オープンベースに参加します。この消防車、めちゃくちゃかっこいいです。

私にとって最も近い海外は、グアムでもハワイでも無く、この根岸の米軍施設です。私の自宅からは谷を隔てた反対側の丘。毎日目にしながら生活してるのに、普段は決して入れない遠い場所。近くて遠いアメリカが年に一度だけ身近になる特別な日曜日でした。
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横浜 | 日記
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2012/04/17 09:23:00