
以前から月には興味があって、横浜の名所と月を絡めた写真をいくつか撮っていました。一月前に一眼レフを購入する際、35mm換算で350mmの望遠レンズも同時に入手したのですが、その理由はいつかは月と船を絡めた写真を撮りたいという気持ちからです。でも、考えてみるとこの課題はかなり高度です。
- 月が赤い状態の高度で晴れている確立
- 船と月が重なり合って絵として成り立つ確立
- 三脚とカメラを持ち合わせている確立
これらを考慮すると、頭の中で描いている写真はもしかすると一生撮れないかも知れません。とは言うものの、理想を現実にするためにはまず、現場を見なければ・・・スーパームーンに託けて、大桟橋に行ってきました。

この日、"ぱしふぃっくびーなす"という船が19:00に出港、一方、月の出は18:30頃でした。もしかすると船と月が重なり合うかも知れない?わずかな可能性に掛けてみました。しかし、結果は予想通りの惨敗。船がベイブリッジに差し掛かったのが19:10頃、月が低空の雲から顔を出したのが19:18分でした。また、月の出る角度も大桟橋からだといまひとつ。理想の絵を構築するためには、コットンハーバーか瑞穂埠頭辺りから狙うしかありません。それでも、350mmで撮影した際、月がどの程度の大きさで撮れるかが認識できたので、よりイメージが沸くようになりました。今回は惨敗でしたが、これだけの情報が得られれば大きな前進です。

父の手ほどきを受けて、子供の頃からカメラを持っていますが、頭の中のイメージと現像結果が合致することはほぼ皆無です。ただ、年に一度、思い通りのショットが撮れたときの快感がカメラを持ち続けるモチベーションなんでしょうね?
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横浜 | 日記
Posted at
2012/05/08 00:40:21