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MH1/SW-1のブログ一覧

2012年03月24日 イイね!

三浦半島ドライブ - 剱埼灯台編

三浦半島ドライブ - 剱埼灯台編三崎港を離れ、次に向かったのは宮川公園。ここには風力発電の風車が2基あります。海を見渡す丘の上に立つこの風車は高い建物が無いこのあたりの数少ないランドマークです。このあたりは三浦大根やキャベツなどの大規模な畑が広がっているのですが、緩やかな傾斜があり、その傾斜の向こうに海が見え隠れします。空の青、大地の緑、そして海の光が溶け合ってとても美しい景色が広がっています。公園の上から海を見下ろす宮川港やとみうら宮川フィッシャリーナなどが目に入ります。入り江になった地形を利用した港ですが、整然とした感じがします。

この公園を後にして、剱埼灯台に向かうことにしました。灯台まで向かう道は交通量も少なく、海風に吹かれながらオープンで走るととても気持ちが良い。道すがら小さな造船所があったので、ちょっと覗いてみました。造船所の中では、小さな木造船を作っています。職人さんにカメラを向けるのは無礼なので控えましたが、一人で黙々と仕事をするさまに威厳を感じました。

この灯台、観音崎灯台や城ヶ島灯台に比べてちょっと地味な存在です。灯台の父と呼ばれるリチャード・ブラントンが設計し、日本で5番目に建てられた西洋式の灯台となれば、もっと名が知れても良いものなのに・・・でも、そのつつましさがこの灯台の良さだと思います。いまひとつ観光地として知名度が上がらないのは、きっとアクセスの悪さからです。だいたいクルマを止める所すらありません。夕暮れも迫り、ちょっとセンチメンタルな気分になりそうなので、帰路につくことにしました。午後出発の半日ドライブでしたが、ちょっとした旅行気分が味わえました。
Posted at 2012/03/24 02:58:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2012年03月23日 イイね!

三浦半島ドライブ - 三崎編

三浦半島ドライブ - 三崎編ここのところ週末は雨ばかり。ロードスターの醍醐味、オープンの走行ができない日々でしたが、春分の日は久しぶりの好天!!屋根を取り払って三浦まで行くことにしました。今年は寒い日が続き、3月も中ごろを過ぎてやっと梅が満開になったとのこと。通常は2月に咲き始める三浦海岸駅の河津桜ですが、さくら祭りが終った今、満開だということを聞き、まずはここを訪れることにしました。ソメイヨシノより色が濃い河津桜は青空によく映えます。桜並木の根元は菜の花が植えられ、桜とすばらしいコントラストを作り出していました。
次に訪れたのは三崎港。いわずと知れたマグロの漁港です。町の中心は観光船の桟橋と海産物のマーケットをかねたうねりという施設です。名物のマグロだけではなく、さまざまな海産物が格安で手に入ります。

私の好物の金目鯛!!宝石のようにキラキラしてとても美味しそう。

さすがはマグロの三崎。春風にそよぐ鯉のぼり・・・いや、マグロのぼりでした。

町の中は昭和の面影を色濃く残していて、何だか懐かしい気持ちになります。家を出るのが遅かったため、ランチは遅めになってしまいました。本当はネギトロ丼でも食べたかったのに、すでに売り切れ状態でした。仕方がないので、ご当地のB級グルメ、マグロラーメンを食すことにしました。

たまたま入った小さな中華やさんでしたが、店員さんがお店を出たり入ったり何だか落ち着かない。気になったので話を聞いてみると、テレビ番組の収録中だとのこと。お店の外を見てみると、確かにテレビカメラを抱えたクルーが何人かいます。何でも、所ジョージの番組で、マグロ1本を丸ごとチャーシューにできないか?という企画の収録らしい。レポーターはデンジャラスのお二人。マグロをたれに漬け込んだり、炭火を起こしたりと忙しそう。人気者のノッチは「Yes, you can!!」と道行く人にいじられまくっていました。

この町にはあまり知られていませんが、国やユネスコの無形文化財に登録されているチャッキラコと呼ばれる行事があります。その行事の伝承を目的としている三崎昭和館を訪れてみました。築100年以上の庄屋を使った施設は、昭和30年代の暮らしを再現しており、当時の家電やひな人形が飾られています。

印象的だったのが、100年前のガラス窓。当時は技術が未熟だったためゆがみがかなり激しいし、気泡も含まれています。しかし、この窓ガラスから差し込む光は、とても柔らかなものになります。その雰囲気を伝えたくて、写真を一枚・・・どうです?伝わりますか?

町の散策を終えて駐車場のあるうねりに戻ってきました。うねりの桟橋では、松江から来た船がちょうど着岸するところ。多くの人が見送っていました。うねりでは今夜の晩酌の友となるマグロのトロステーキを購入。日も傾いて来たので、次の目的地、剣崎灯台を目指すことにしました。
Posted at 2012/03/23 09:39:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2012年03月19日 イイね!

群馬ドライブ - 大胡編

群馬ドライブ - 大胡編私、鉄道には興味が無いのですが、旅先では必ず地元の駅に立ち寄ります。その地の情報収集のためだけではなく、古くちいさな駅の佇まいになんとも旅情をくすぐられるからです。一昨日、桐生のお話を書いた際に、西桐生駅のお話を少しだけしましたが、この駅と中央前橋を結ぶのが上毛電気鉄道です。今回、立ち寄ったのはその中間より前橋側にある大胡駅。インターネットで調べてみると、この駅舎と変電所、そして、木造の車庫が文化財として登録されているそうな。群馬ドライブの2日目は前橋に立ち寄ってから横浜に帰ろうと言うことだけを決めていたので、時間もあることからちょっと寄り道してみることにしました。

駅舎は鉄道の開業に合わせて昭和3年に作られ、現在も使い続けている木造の小さくてかわいらしい建物でした。この辺り、この駅舎以外に何もありません。また、また、駅にも駅前ロータリーにも人の姿はありませんでした。正直、かなりさびしい。木造の車庫がどうしても見たかったので、駅員さんに尋ねると、「少し離れたところにあるよ。近くで見たかったら、事務所の人に一声掛けてね」と教えてくれました。早速、車庫前にある事務所にずかずか入り、目に入った人にたずねてみました。「木造の車庫が間近で見たいのですが・・・」。挨拶もそこそこのいきなりのお願いでしたが、快く応じてくださいました。

「ここも大きな地震で揺れたけど、この車庫はビクともしなかったよ」対応してくださった整備員のおじいさんはうれしそうに話し始めました。「古い建物が大好きなんです」。私の問いかけに「使い続けてたら文化財になっちゃったよ」とますますうれしそう。聞きたいことなんか百もあったので、そのまま、質問をし続けると、整備員さんもだんだん乗ってきて、仕事そっちのけで対応してくださいました。上毛電気鉄道の歴史。絹織物で潤っていた頃のこの地のこと。そして何より、デハ101のこと。この写真の車両は、現役最古ということで、鉄道ファンにはとりわけ人気なのだそうです。

私のように神奈川出身者にとっては、南武線や鶴見線でお馴染みの車両です。この車両を見て突然蘇ってきた子供の頃の記憶や、整備員の方々の暖かい対応にだんだん目頭が熱くなってきちゃって、案内されている間はもうウルウル状態でした。「ほら、こちらにある黄色いやつ。こいつを今、昔の姿に復元しているんだよ」今度はデハ104と呼ばれる車両にも乗車させていただきました。

復元が終わったら、デハ101とデハ104を連結させて走らすそうです。そんなこんなで一時間以上・・・整備員さん、仕事放り出して大丈夫だったんでしょうか?「春になったらお祭りやるからそのときにぜひおいで。桜がきれいだから・・・」そんな言葉を交わしながら、整備員さんとお別れしました。もうひとつの文化財である変電所ですが、ウルウル状態だったためあまり覚えていません。

旅行の楽しみの一つは地元の人とのふれあいです。今回の小旅行は大胡駅に皆さんのお
陰で、とても心温まる思い出になりました。
Posted at 2012/03/19 00:48:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2012年03月17日 イイね!

群馬ドライブ - 桐生編

群馬ドライブ - 桐生編もう一月以上前のことですが、群馬県の桐生に行ってまいりました。目的はいつものように近代建築の鑑賞です。桐生はかつて絹織物の一大産地でした。日本の主要産業だった繊維産業の中でも高価な絹織物を扱ったのですから、当時は羽振りも良かったのでしょう。地方都市とは思えない立派な建物が多いのには驚かされます。また、この地に軍事施設が無かったことから、空襲の被害も免れたため、多くの建物が当時の姿を留めています。地元の人は「戦後、この地は貧乏になったから、昔からの建物をそのまま使うしかなかったんだよ」なんておっしゃってましたけど、その言葉の中には、かけがえの無い文化遺産を大事にしてきたという誇りを感じました。

地元の人のお勧めがここ明治館と呼ばれる洋館。明治11年に立てられた医学校のようです。その後、村役場としてこの地に移築されたようです。

桐生には水道関係の施設が昔の姿そのままに使用し続けられています。見学のために浄水所を訪れてみると、なぜか門が開いていたので、そのままクルマで敷地内に入り、当時の建物を見ることができました(本当は許可が必要だったようです・・・)。この濾過室と呼ばれる建物、すばらしいでしょ。この建物だけではなく、この浄水所の中には5つの国登録有形文化財があり、建設された昭和7年当時の面影をそのままとどめています。

子供の頃、工場の絵を描くと必ず三角屋根だったのでしょ?そんなイメージ通りの三角屋根工場が桐生にはたくさんあります。代表的なものがフォトギャラリーにあるレンガ造りの建物。そして、この旧曽我織物工場。工場の多くがまだ現役なのもうれしい限りです。

クルマで市内の中心地を走っていると、古い町並みの中にひときわ存在感を示す建物が・・・国登録有形文化財の有燐館の敷地内にある喫茶有鄰という喫茶店でした。今回は中へは入りませんでしたが、次回訪れた際にはぜひこの喫茶店を利用したいと思います。

上毛電気鉄道西桐生駅の駅舎もとても魅力がある建物です。和洋折衷のちょっと不思議な外観ですが、80年以上の歴史からか、風格が感じられます。

桐生にはそのほかにも、桐生織物会館旧館やフォトギャラリーにも写真がある桐生倶楽部、群馬大学工学部同窓記念会館(タイトル写真)など、多くの近代建築が残されており、愛好家には興味が尽きない場所です。暖かくなったらもう一度行きたいな。
Posted at 2012/03/17 16:10:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2012年03月05日 イイね!

横須賀ドライブ - 京浜ドッグと第三海堡

横須賀ドライブ - 京浜ドッグと第三海堡もし、生まれ変われるのであれば、船に関わる仕事がしたい。子供の頃、「大人になったら何になりたいの?」と聞かれると、決まって「タンカーの船長さん」と答えていました。大海原を突き進むタンカーを本で見て、その雄大さに心打たれたからです。親父の職業を継ぐように、通信関係で働く今も、子供の頃の夢は捨てきれていないようで、週に一度は船を見に港まで行きます。一昨日は横浜の大きな港ではなく、横須賀の小さな造船所を見学に行きました。クルマやバイクと違って、船はオーダーメイドで作ります。単純に既成の部品を組み合わせるのではなく、その部品すら自ら手作りすることが多い。造船所はまさしく職人さんの世界です。

京浜ドッグという造船所ですが、この日は2隻の船が確認できました。1隻の船がメンテナンス中、もう1隻は造船中です。タイトル写真はメンテナンス中の船。職人さんがBoard Markを手書きで書いています。もう一隻は造船中らしく、船が輪切りの状態になっています。

この造船所のそば、夏島都市緑地内には第三海堡の遺構があります。海堡とは砲台を設置するための人工島。旧日本陸軍が首都を防衛するために、東京湾の最も狭いところに要塞を構え、湾内に侵入しようとする敵艦を迎撃することを目的として造られたそうな。10数年の歳月をかけて完成した第三海堡も、完成の2年後に起こった関東大震災で島の3分の1が水没し、結局はそのまま放棄されるとこになったとのことです。現在は東京湾を行きかう船の航行の妨げになるとして、撤去作業が行われています。大地震はそのたびに大きな爪あとを残し、その復興は気が遠くなるような月日を要します。関東大震災の後処理は、100年近く経った今も密かに続いていたんですね?
Posted at 2012/03/05 08:44:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記

プロフィール

「皆様ご無沙汰しています。今、仕事が大変な状態なので、更新できない状態です。来週あたり復活します。」
何シテル?   12/04 16:21
モノクラフト(mono CRAFT) MH1とSUZUKI SW-1に乗っています。どちらも横浜の街に溶け込むビークルだと思います。
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