
ここのところ週末は雨ばかり。ロードスターの醍醐味、オープンの走行ができない日々でしたが、春分の日は久しぶりの好天!!屋根を取り払って三浦まで行くことにしました。今年は寒い日が続き、3月も中ごろを過ぎてやっと梅が満開になったとのこと。通常は2月に咲き始める三浦海岸駅の河津桜ですが、さくら祭りが終った今、満開だということを聞き、まずはここを訪れることにしました。ソメイヨシノより色が濃い河津桜は青空によく映えます。桜並木の根元は菜の花が植えられ、桜とすばらしいコントラストを作り出していました。
次に訪れたのは三崎港。いわずと知れたマグロの漁港です。町の中心は観光船の桟橋と海産物のマーケットをかねたうねりという施設です。名物のマグロだけではなく、さまざまな海産物が格安で手に入ります。
私の好物の金目鯛!!宝石のようにキラキラしてとても美味しそう。

さすがはマグロの三崎。春風にそよぐ鯉のぼり・・・いや、マグロのぼりでした。

町の中は昭和の面影を色濃く残していて、何だか懐かしい気持ちになります。家を出るのが遅かったため、ランチは遅めになってしまいました。本当はネギトロ丼でも食べたかったのに、すでに売り切れ状態でした。仕方がないので、ご当地のB級グルメ、マグロラーメンを食すことにしました。

たまたま入った小さな中華やさんでしたが、店員さんがお店を出たり入ったり何だか落ち着かない。気になったので話を聞いてみると、テレビ番組の収録中だとのこと。お店の外を見てみると、確かにテレビカメラを抱えたクルーが何人かいます。何でも、所ジョージの番組で、マグロ1本を丸ごとチャーシューにできないか?という企画の収録らしい。レポーターはデンジャラスのお二人。マグロをたれに漬け込んだり、炭火を起こしたりと忙しそう。人気者のノッチは「Yes, you can!!」と道行く人にいじられまくっていました。

この町にはあまり知られていませんが、国やユネスコの無形文化財に登録されているチャッキラコと呼ばれる行事があります。その行事の伝承を目的としている三崎昭和館を訪れてみました。築100年以上の庄屋を使った施設は、昭和30年代の暮らしを再現しており、当時の家電やひな人形が飾られています。

印象的だったのが、100年前のガラス窓。当時は技術が未熟だったためゆがみがかなり激しいし、気泡も含まれています。しかし、この窓ガラスから差し込む光は、とても柔らかなものになります。その雰囲気を伝えたくて、写真を一枚・・・どうです?伝わりますか?

町の散策を終えて駐車場のあるうねりに戻ってきました。うねりの桟橋では、松江から来た船がちょうど着岸するところ。多くの人が見送っていました。うねりでは今夜の晩酌の友となるマグロのトロステーキを購入。日も傾いて来たので、次の目的地、剣崎灯台を目指すことにしました。

Posted at 2012/03/23 09:39:29 | |
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