
今から153年前の1859年。日米修好通商条約が欧米5カ国と結ばれ、長く続いた鎖国の時代は終わり、日本は開国しました。開国は旧暦の7月2日。現在の6月2日にあたることから、毎年この日は横浜開港祭が開催されます。お祭りの内容は毎年ほとんど同じですが、それでも何だかワクワクしてしまいます。今年は新港埠頭に日本丸が来ています。また、自衛隊の護衛艦やまゆきも同じ埠頭に停泊しており、見学乗船できました。また、夜には例年通り花火大会も実施され、すごい人出となりました。いつものお祭りですが、私にとって今年はちょっと特別。気球に乗って街を見下ろすという体験をしました。開港祭のイベントの一環で赤レンガ前のみなとみらい7街区に気球が呼ばれ、先着順で乗せてもらえました。子供の頃から高所大好きの私はイベント開始の2時間以上前から並び、何とか整理券をゲットしました。朝6:50分の時点でなんと140人目。人気のほどがうかがえると思います。
気球に乗るのは今回が初めてですが、その前にこんなに間近でみるのも初めてです。気球はとても小さく折りたたまれています。ブルーシートの上でこんな感じに広げられ、ゴンドラと接続すると準備完了。

その後、このままの状態でバーナーに点火。暖かい空気を送り込めば、ふわふわと浮かび上がります。

その間約20分。シンプルな原理のため、準備にも時間を要しません。ゴンドラからバーナーを見上げるとこんな風に見えます。

さて、その際撮影したのがこれらの写真です。新港埠頭の日本丸を上空から見下ろしています。日本丸の隣には世界に7基しか現存しない50tハンマーヘッドクレーンもいつもとはちょっと違う角度で見えます。

ランドマークタワー側を確認すると、サークルウォークを見下ろす形になり、ちょっと不思議な光景でした。

わずかな2分と言う短い時間ですが、普段ではなかなか味わえない体験ができました。
Posted at 2012/06/05 01:25:54 | |
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横浜 | 日記