
5月13日に行われたLe Volant Cars meet 2012については、先月のブログでも紹介しました。このイベントはクルマの展示だけではなく、様々な企画で盛り上がったのですが、中でも私が楽しんだのが、赤レンガ1号館で行われたトークショー"Le Volant教室"です。このトークショーの2人目のゲストは自動車専門のカメラマン郡 大二郎さん。Le Volantをはじめ、数多くの自動車雑誌の紙面を飾る彼の写真は、クルマ好きの皆さんなら必ず一度は目にしているはずです。この第一人者が「最強のクルマ撮影講座」と題して、クルマを美しく撮るコツを教えてくれました。

流し撮りの撮影技法は、専門家の経験、知識そして機材がなせるワザ。素人の私にはまったく実践不可能な内容でした。面白かったのが、光源の違いによる写真の印象というお話。クルマを美しく撮るためには、ボディーラインを強調しなくてはなりません。正面から光があたると、自然に、逆光だとワイルドな雰囲気のショットになります。また、光源の高さも重要で、低い位置から光があたるとボディーラインがより引き立つとのことでした。レンズは中望遠を多用し、ボディーラインが歪むため広角はあまり使わないとのこと・・・桜の写真は失敗例・・・どれも納得。
実は「撮影は早朝、中望遠を使う」というのが私が写真を撮る際のポリシー。彼が講義で口にした極意と合致していたのがちょっとうれしかったです。早朝の撮影は邪魔なものが移りこむ事が少なく、太陽の位置も低い・・・いいこと尽くめじゃないですか?ちょっとリキ入れて愛車を撮ろうと思っている方、早朝の撮影、おススメですよ。
Posted at 2012/06/23 03:23:28 | |
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クルマ | 日記