
河口湖自動車博物館と併設されている飛行機館にも入場しました。この施設には太平洋戦争で実際に使用された飛行機のエンジンや海底から引き上げられ、レストアされた零戦などが展示されています。小型、軽量で抜群の機動力を発揮した零戦はクルマで言えばライトウェイトスポーツ・・・つまりロードスターとコンセプトで通じるものがあります。対戦中に1万機も製造された零戦ですが、世界に残るのはレプリカも合わせて30機ほど。その中で日本に残るのはたったの3機。更にオリジナル部品を90%以上使って復元されているのはこの博物館にあるものだけだそうです。
零戦は前期型と後期型に大きく分かれており、この博物館にはそれぞれが展示されています。グレーのボディは前期の零戦21型。初めてお目にかかる零戦は頭の中のイメージよりかなり大きいものでした。
緑のボディは後期の零戦52型。クルマと同じで昔の戦闘機の機体は、とてもバラエティーに富んでいるのですが、零戦はとてもオーソドックスでシンプルに見えます。とても美しいと思いました。
当時の日本の航空技術力を恐れた戦勝国は、その技術を無理やり封印しました。その結果、日本の航空産業は衰退を余儀なくされるという皮肉な結果となってしまいました。繰り返しになりますが、世界を震撼させた零戦と世界を席巻したロードスター。両者のコンセプトはどこか似ている部分があるような気が・・・そんなふうに考えるのは私だけですかね?
Posted at 2012/09/02 06:20:45 | |
トラックバック(0) |
ドライブ | 日記