
タイトルの通り1年が経とうとしています。
私は当日会社で仕事しておりました。
突然の地震とともに鳴り響く警報、揺れながら必死の思いで机の下に隠れました。
天井がどんどん落ちてきて、途中で蛍光灯は消えました。
途中「大丈夫かー」と叫ぶ男性の声、女性の悲鳴。
私は揺れている中で、もう駄目だなと思いました。
はっきり言って想像を超えた揺れだったので、会社の建物につぶされて私は終わると思いました。
途方もなく長い時間揺れていたように思いますが、揺れは収まりました。
しかし室内の光景は、埃なのか崩れた天井のカスなのか、完全に煙った状態になり少し先の状況も把握出来ない状況に激変していました。
みんなで声をかけながら外に出来ましたが、外も大惨事になっていました。
建物の壁は崩れ、通路は一部落ちていました。
会社の同僚達も、怪我をした方、恐怖のあまり泣いている人、当日は寒かったので凍えながら会社の指示を待ちました。
それから帰宅しても電気は次の日まで来ませんでした。
電気が来ないので、TVも見れず、世の中の状況がわからないまま凍えながら1日を過ごしました。
数日たっても、店には商品もなく、給油するのに数時間待ちなど、落ち着くまで色々苦労しました。
栃木に住んでいる私でもこのレベルの経験です。
東北の方々は、もっと壮絶な経験をされていると思います。
私に出来る唯一の事は、東北の復興を願い続けると共に、手助け出来る事があれば手助けし、この地震の事を忘れない事(私でさえも忘れたくても忘れられない記憶ですが)だと思います。
子供たちに語り続けたいと思います。
しかし実際に発生した際には、被害を少なくする為に、日頃からつっぱり棒をするなど地震対策は行って欲しいと思います。
2度と同じような地震が発生しない事を切に願います。
最後になりましたが、東北地方太平洋沖地震で亡くなられた多くの方のご冥福をお祈り申し上げます。
Posted at 2012/03/10 09:13:04 | |
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