9月の初めの四日間、釜山と慶州へ行って参りました。
仕事関係でお付き合いのある方々総勢二十数名での研修を兼ねた団体旅行です。
韓国は三年ぶりくらいです。
関西空港11:25発KE732便にて釜山へ。
まるでシムシティのように整然と立ち並ぶ高層アパート群を見ると韓国へ来た実感がわきます。
一日目は釜山・金海空港から市内へは向かわず、まずは梁山市という市にある通度寺というお寺へ向かいました。通度寺は仏舎利(お釈迦様の骨)が納められていることで有名で、韓国三大寺院の一つだそうです。
立派な山門をくぐって境内へ。
次の門の中では四天王がお出迎えしてくれます。
日本のお寺の山門にも四天王がおられますが、韓国の四天王はどこかユーモラスなお顔です。
境内の様子。
日本のお寺と似ているようで少し違いますね。
本堂を側面から。
信者の方が熱心に礼拝しておられました。
通度寺の参拝の後はこの日の宿泊地、慶州へ向かいました。
ホテル到着後、少し時間があったのでホテル周辺を散策しました。
ホテルの周辺は、韓国のごく普通の農村といった感じの、のどかなところです。
この日の夕食は参鶏湯(サムゲタン)。あっさりと美味しかったです。
翌朝、早く目が覚めたので、また少し散歩しました。
二日目は慶州の寺院や仏跡をまわりました。
慶州は新羅時代に都がおかれたところで、「日本で言うと奈良や京都のような町」といわれるそうです。ただ遺跡や古墳はたくさんありますが、残念ながら奈良や京都のように建物の残っているお寺はほとんどないです。
芬皇寺というお寺です。
石塔だけが創建当時のものだそうです。
こちらは皇龍寺跡です。
こちらに至っては建物は何もなく礎石しか残ってませんでした。
新羅時代の天文台らしいです。
街のあちこちにこのような古墳が点在しています。
仏国寺は建物の残っている数少ない寺院で、世界文化遺産に登録されています。
この構図が、写真家や写真好きさんたちの間で一番人気だそうです(笑)
3日目はあいにく朝から雨模様でした。
慶州から2時間半ほどバスに乗り、海印寺というお寺へ。
海印寺は、八万大蔵経という、世界最古のお経の彫られた版木が残されていることで有名で、この八万大蔵経は世界文化遺産に登録されています。ソウルからも釜山からもかなり遠くて非常に行きにくいところにあるので、今回行くことができて幸運でした。
駐車場から参道を15分ほど登って行くと山門があります。
本堂の内部の様子。
こちらが八万大蔵経が納められている建物です。
せっかくここまで来ましたが、残念ながら実物の版木を見ることはできませんでした。
見学(参拝)と昼食を終え、また2時間半ほどかけていよいよ釜山へ。
釜山に着いたのは夕方でした。
今回の旅行でどうしても行ってみたいところが二カ所ありました。
そのうちの一つが、夜景のきれいな釜山でも一番きれいといわれる金蓮山という山の山頂です。
日中ずっと雨でしたが、幸い夜になって雨も上がりました。
車以外ではいけないので、ホテルからタクシーに乗りました。
たまたま運転手さんが日本語の上手な方で、いろいろ親切に教えてくださいました。
ホテルから20分ほどで金連山山頂に到着。
山頂で遮るものが何もなく、360度夜景が楽しめます。
少し霧がかかっていましたが、それでもめちゃくちゃ綺麗でした。
この夜景が見れただけでも、今回の旅行に参加してよかったくらいです(笑)
もし釜山へ行かれることがあれば、ここは絶対にお勧めです。
そして最終日。
他の皆さんはバスで市内観光へ行かれましたが、私は離団してもう一か所なんとしても行ってみたかったところへ。
市内の「甘川文化村」というところです。
「文化村」といってもテーマパークなどではなくもともと普通の住宅地なのですが、海と山に挟まれて土地の狭い釜山で山肌にびっしりと家が立ち並ぶ様子が壮観で、特に写真好きの人に人気があるそうです。
町の中は傾斜が急で、こんな細い階段が道路の代わりになっています。
タンスとか冷蔵庫の配送大変そうです…。
この町へきてやってみたかったのが…
ミニチュアモードでの撮影(笑)
面白い写真が撮れます。
アジュマ(おばちゃん)が洗濯物を干してます。
こちらも写真好きの皆さまでしたらきっと楽しめるのでは、と思います。
そして最後に、釜山観光では定番の龍頭山公園にある釜山タワーにも上りました。
タワーからの眺望も素晴らしいものでした。やはり港町は絵になりますね。
というわけで4日間でしたがいろいろなところを訪問し充実した旅となりました。
今回も快く送り出してくれた妻と子供たちに感謝です。
おまけ
この三点に関してはノーコメントです(笑)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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Posted at
2014/09/05 22:14:50