2018年9月22日(土)
箱根ターンパイクの大観山駐車場で開催されたNBロードスターの20周年ミーティングに参加してきました。
直前にD-techniqueの出来さんからメールを貰って開催を知り、事前予約に間に合いました。
1月に横浜R&Dセンターで開催されたミーティングのパート2ということだそうですが、NBばかり40台近くが集まりました。
霧の中での開会式。主催者の出来さんに、ゲストは貴島さん、小野さん、小早川さんのお三方。
箱根ターンパイクの麓までは、晴れとは言わないまでも曇っていたのですが、ターンパイクを駆け上がると濃い霧に閉ざされてしまいました。
ここは標高1011m。晴れていれば、芦ノ湖が見える眺望の良いロケーションであるはずですが、霧で何も見えません。
出来さんの司会進行で、一人ずつ愛車の横に立って、自己紹介とクルマのアピールポイントを話す形式でミーティングが進んでいきます。
時々、ボンネットを開けて、貴島さんや小早川さんに質問をしたり・・・
よーのすけの番になったときは、出来さんから屋根を開けるよう指示があり、開けると、エアロボードの話になりました。
小早川さんはRX-7の開発主査を務められた方ですが、実はエアロボードの発明者でもあるのだそうです。そういえば、RX-7にもカブリオレがありましたものね。RX-7のカブリオレを作った時に後方からの風の巻き込みをなんとかしようといろいろ試して、特許も取ったとおっしゃっていました。
こちらが、RX-7のデザインを担当された小野さんによって、この日のベスト・スタイリング賞とされたクルマ。
全体によくまとまっている、特にローダウンの下がり具合が絶妙で、デザイナー目線では最高にカッコよい。
ただし、家紋であるマツダのエンブレムをはずしているのは何事か!とご立腹の様子、
そんなこんなで、昼食をはさんで楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、閉会式。最後まで霧は晴れませんでした。
貴島さんがおっしゃっていたことで印象深かったのは、NBの開発でいちばん気を遣ったのは、大きくしないこと。当時、マツダにはフォードの経営陣が入ってきていて、北米流の考え方で、NAの後継車であるならば、アメリカ人向けに車体を大きくしろ、エンジンを大きくしろの一点張りだったそう。それをなんとかしのいで、NBをあの形、あの大きさに作ってくれたから、ロードスターは正常に進化することができたのだと思います。
NAとNDばかりに光が当たり、NBはちょっと元気がないなんて言われたりしていますが、NBがなかったら、ロードスターは車名だけが継承されて、実態は全く別のクルマというN社のフェア○ディ―みたいなことになっていたかもしれないのです。
閉会式のあと、会場を後にすると、ターンパイクをいくらも行かないうちにすっかり晴れてきました。どうやら会場のあたりだけが霧に閉ざされていたようです。
この日、会場でゲットしたもの。
よーのすけは、ターくん(ロードスターNB1)でお出かけするときは、経路と時間と距離を「
ログブック」に記録するようにしているのですが、つい最近、前のがいっぱいになってしまったので新しいノートに更新しました。その新しい「ログブック」(右)に貴島さんのサインを頂きました。
ちなみに左が今までの「ログブック」で、こちらにも2016年8月20日の日付で貴島さんのサインがあります。
これは、「
『ロードスター的幸福論』的TRG」の時に青森で頂いたもの。その時のことを貴島さんにお話ししたら、懐かしんでくださり、「また、このノートもいっぱいになるまで楽しんでください」とおっしゃってくださいました。
楽しいミーティングでした。主催の出来さん、ゲストの貴島さん、小早川さん、小野さん、スタッフの皆さん、そして参加されたすべての方々に改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
NBロードスター万歳!!
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Posted at
2018/09/24 23:05:51