
分かり易い本です。シンプルじゃないけど
何十年ぶりに勉強しました。一時ハンググライダーやってたので実務経験ありってことで。筑波山での社会人大会で優勝したこともあります、まぐれです。(^^)
トリガール バードマンラリー

空間識失調。この画像はお借りしてます。ハングでサーマル上昇気流で1000m以上上がると雲底に突入します。ヤバイです。何も見えません。水平感覚がなくなる恐怖。速やかにスパイラルターンで降下しないと突風とかで空中分解の危機ですから。最近F35の自衛隊機も墜落しましたね。

地面効果。滑るように滑空します。なかなか着陸出来ない。着陸場をオーバーランしてしまいます。ハングの滑空比が悪い機体は着陸し易いから山への緊急着陸が可能です。高性能機ほど扱い難いから乗りこなすのは難しいです
降りられない。サーマル上昇気流が強いとスパイラルターンでも降下出来ません。雲にさえ入らなければ、焦らず、空中散歩を長く楽しみましょう。そのうち何とかなるもんだー。待てば海路の日和あり。

横風着陸。狭い着陸場ではありえます。四輪ドリフトって感じです。当て舵を調整しながら地面スレスレを滑空ヒヤヒヤします。ヨーイングが発生することもある。最後の着地フレアでは気を引き締めないとクラッシュします。

この画像はお借りしてます。
100上昇で0.6度下がります。1000メートルでは6度、風で体感温度はもっと下がる。身体の防寒対策が必要ですが、困るのはオシッコが近くなること。たまらずソアリングを中止して無理やり尾根上に降りたことあります。用を足したら即離陸可能だから。

ピトー管は圧力計。ハンググライダーは気圧での高度計を装備します。

ベンチュリー管。速度が分かる。ハンググライダーでも装備します。低速で失速しないように、速すぎてもフラッター振動で制御出来なくなるから。
他にバリオ昇降計も便利だけど、とても高価です。3-5万円くらい。サーマルが探し易くなるが、買えないなら頬バリオで感じるしかない。 (^^)

高性能機は離陸着陸し難いので、旅客機は高揚力装置つまり低性能化する。前翼にクルーガーフラップ、後ろ側にトリプルスロッテッドフラップ。旅客機で翼横の席では窓から作動が確認できます。結構ぶれて翼はしなるから見ない方が安心かも。

トリプルフラップはこんな感じ?

音速の壁。後退翼やデルタ翼で衝撃波を遅らせました。但しエリアルール緩やかな断面積変化を守らないと音速は出ませんでした。

今は、ダブルデルタ翼は戦闘機、オージー翼はコンコルド。大迎角での境界剥離防止で翼付け根から、わざと乱流を発生させて格闘性能や着陸性能を上げます。前翼ストレーキや乱流ボルテックスジェネレーターも同じ効果

更にステルス性能でエッジの効いた滑らかさ、ミサイルも胴体内に装備します。エンジン排気口の向き可変は格闘性能向上に効きます、F35Bなら垂直離着陸でヘリ巡視艇にも無理やり着艦可能。

コンコルドはマッハ2です。コンバージョンダクトで空気を音速以下に下げ、圧力を上げて吸気する。速すぎるとタービン翼で失速するから。

SR71はマッハ3です。ラムエアジェットエンジンなんですね! 知らんかった。マッスルカーみたいな。(^^) 円錐の尖った奴が特徴です。低速では普通のターボジェットに切り替え。パルスジェットエンジンの独特のサウンドを聴いてみたい

この画像はお借りしてます。ラムエアです。

あー面白かった。(^^)
Posted at 2019/09/03 01:03:52 | |
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自動車文化論 | 日記