マスクドコーラのエイトリアンカップSUGOアタック記録

俺の名はマスクドコーラ。
コカコーラをこよなく愛する、放浪のマスクだ。
俺がコーラと言えばコカコーラ、しかもZEROではなくノーマルだ。
コーラは俺のエネルギー源、いわば燃料、車で言えばハイオクだ。
ちなみにZEROやペプシを否定しているわけではない。
あいつらはあいつらでおいしいジュースだ。
ただし、あくまでおいしいジュースであって、燃料にはならない。
コーラと言えばコカコーラ、燃料でハイオク。
俺の世界では常識なので覚えておくように。

いつもは冬の夜に降臨して暴れ回ってやっているが、今回は気が向いたので春の東北に降臨してやった。
コカコーラの自販機を回って仙台周辺を放浪したら、いつの間にか山奥まで来てしまった。
まあいい、コーラがあれば問題ない。

しかし、どうやらこの場所、スポーツランドSUGOという場所で、車を使ったエイトリアンカップなる一大フェスがあるらしい。
SUGOを走るのは初めてだが、せっかくここまで来たんだ、一暴れしていくか。

 

せっかく降臨したのに、前日夜に大雨が降ってきやがった。
おかげで路面はびしょびしょだ。はるばるやって来て、この仕打ちは何だ。
俺の日頃の行いが悪いからだろうな。
まあいい、雨で暴れられないなんて誰が決めたんだ。
とりあえず暴れてくるか。



結果は2'03"309だった。
この雨の中で全体の8番時計だったのは、まずまずだな。
しかし初コースがこの雨では、とりあえずコースインするだけ状態だ。
コースを覚えるどころではない。


2本目は約1時間後からだが、既に雨は上がりコースが乾き始めたハーフウェットだ。
もちろん傾向としては良好だが、半濡れなんてまた難しいコンディションで走れというのは、また酷な話だ。
まあいい、半濡れで暴れられないなんて誰が決めたんだ。
とりあえず暴れてくるか。



結果は1'43"183だった。
全体の6番時計だったのは、まずまずだな。
レコードラインはほぼドライだが、ラインを外すととたんに滑り出す状況だ。
特にペースの遅い車を抜く時に、ラインを外さざるを得ない状況があったのは厳しかった。
逆にコースを覚える前だったので、こちらがラインにふたをする状況が２度ほどあったのも正直すまなかった。
しかし、ラインがドライで、かつ速い車と何度か絡めたことから、攻めどころと守りどころがつかめたのは大きな収穫だった。



3本目までは6時間以上開いた。
おかげでコースは完全ドライだ。
ただし、その間に耐久レースが開催されていたので、コース上はタイヤ💩だらけだ。
前の枠でコースをある程度覚えたので、今度こそ大暴れしてやるぞ。


しかし、正直大失敗した。

インラップでタイヤを入念に暖めて１週目からアタックする予定だったのだが、前の車が２週目からアタックらしく最終コーナーで詰まってしまった。結局、前の車は最終コーナー立ち上がりでアウトに出ずにラインを俺に譲ってくれた。
しかし、通常のエイトリアンカップとは違い、今回SUGO（＋12月の岡国）はJAF戦併催だ。
JAF戦併催時は、ピットスピード測定がつき、かつインラップはフルコースイエローになる。
実際にコントロールラインまではイエローフラッグが振られていた。
違反したら、エイトリアンカップの場合ドライバーではなくコミッショナーのエイトリアンリーダーにペナルティが行く。
最悪、次回開催がなくなる可能性がある。
つまりは譲ってもらっても、コントロールラインを通過するまで抜けない。
結局1週目はアタックできなかった。

２週目からアタックしたが、今度はバックストレートで大渋滞。
このまま続けてもダメだったので、一度位置調整のためピットイン。
えづにゃん氏にボンネットを確認してもらい、再度ピットアウト。えづにゃん氏、サンキュー。

アウトラップ後の最初のアタックは、良い感じに進めた。
しかし、最終コーナーでライン上に低速車。
速度差がありすぎたので、ブレーキでコントロールしたらスピンの危険があった。
仕方なくアウトから抜いたんだが、ここで💩を大量に拾ってしまい、以降はタイヤのグリップが低下して大幅タイムロスしてしまった。
なおかつ、それ以降はグリップダウンで話にならないタイムしか出せなかった。

結果は1'43"374と、なんとハーフウェットの２本目を超えられない大失態を犯してしまった。
今回のエントラントの中で、この失態はサーキット経験者では唯一俺だけだった。
コース内のポジション取りに失敗するという、タイムアタックの典型的失敗をやらかしまった。
完全に俺のミスだ。
動画は撮っているが、話にならんので非公開とするぜ。


結局不完全燃焼に終わってしまった。
3本走って、フルウェット、ハーフウェット、ドライのコースコンディションも、初見殺しだった。
次回SUGO降臨は、正直いつになるかわからん。

しかし、エイトリアンカップは楽しかったぜ。
SUGOでなくても、どこかで再降臨してやるぜ。
エイトリアンカップサイコー。


あばよ、また会おうぜ。