エンジンをオーバーホールしました。
気合いと根性で慣らしも3000km行いました。
エンジンオイルもエレメントもミッション・デフオイルも交換しました。
あとは走るのみ!
昨年から行われている、夏の鈴鹿決戦。今年はオーバーホールしたエンジンで挑むことになりました。シェイクダウンが灼熱のロングコースというのは過酷だとは思いますが、そんなの気にしねぇ。
ということで、エントリーも済ませ、一週間前に一軍タイヤであるRE-71R+9.5Jのホイールを掃除し、UNKを取っていました。ところが、3本完了して4本目に入ったところで・・・
なんとわずかなトレッド剥離を発見。このままでもミニサーキットでは走れるかもしれませんが、今回はタイヤに厳しい鈴鹿、しかも一番タイヤに厳しい真夏ということで、130Rでトレッド分離なんてしたらせっかく直したエンジンもお釈迦・・・だけでは済まなくなりそうです。ということで、このタイヤで走ることはあきらめました。俺の30分を返してくれー(涙
剥離の原因は、おそらく前回の間瀬サーキットの環境だと考えられます。
間瀬の縁石はかなり破損が進んでおり、おまけにコース後半セクションもドリフト走行で舗装が痛んでいて、特に最終コーナー進入ポイントの舗装剥離が酷かったため、そこを繰り返し踏んだせいだと考えています。まぁ、どんなタイヤでも過酷に使用していればたまには発生するので仕方が無いです。
さて、一軍タイヤは使えない、二軍タイヤ(一昨年のRE-71R+9J)は出涸らしに近い、どうしよう・・・
こんな時は、こいつしかないでしょう。
とうとう私もデビューでゼスッ! Zestino Gredge07RS。サイズは265ですが、今後の用途を考えて9Jに組み込みました。さて、良い話も悪い話もあるゼス、果たして私の場合はどう転んでくれるか楽しみです。
今回も、平日(それでも金曜日)にも関わらず、各地からサボリーマンやサボリーマンJrが勢揃いしました。まぁ、かくいう私もそうですが・・・
そしてエイトリアンカップに参戦して6年、とうとう一桁ゼッケンを貰えることになりました。しかも縁起の良いことに8番。そういえば最初のエイトリアンカップは、大雨で溝無しタイヤにブレーキジャダーでダントツのビリで、おまけに仕事の電話が来まくるという、何一つ良いことなく終わって、宴会ではっちゃけたのを思い出しました。(ちなみにフリ)
そんな昔話はおいといて、さっさとコースに入ってしまいましょう。
実はこのときまで、クラッチが若干滑り気味でした。しかしデンドロおぢさまに相談したところ、表面が汚れたカーボンクラッチではそういう場合もあるそうで、一度当たりが付いている物であればかまわず滑らせて高温にさせてしまえば、汚れが焼けて元通りになるとのことでした。今回はオーバーホールで1ヶ月LEGの工場内で保管だったため、そのときに汚れた可能性があります。ということでクラッチ焼きを実践すべく、アウトラップからクラッチに多めの負荷をかけていたところ・・・
バコン!
と異音が鳴り、以降高速走行時に、UNK付着時とは異なる電気あんまのような振動が・・・
それ以外は問題なく、クラッチの滑りも許容範囲になってきたため、とりあえず様子見程度に1周アタック。
結果は2'37"828で、昨年の夏タイムは更新。
エンジンをオーバーホールしたおかげで、最高速も昨年より6km/hほど上昇。コーナーの所々も、エンジンのレスポンスが良くなったため、早く踏みすぎてアクセルを戻しているところもあります(編集中に気がつきました)。車の調子は絶好調です。
その後クーリングを入れてもう1アタックしたのですが、クラッチは良化していくのに振動は悪化していき、アタックを中断してピットに入り点検ました。ゼスティノは時々大ハズレがあって、ピンチカット、トレッド剥離、ビードダウンを起こすことがあると聞いていたので、正直それを引いてしまったと思っていました。
しかし点検結果は異常なし・・・
もう一度コースイン。
走れば走るほどバイブレーションが悪化していき、終いにはタイヤが丸くないんじゃないかというくらいの異常振動となっていきました。この状態では当然攻めきることも出来ず、もちろんタイムも更新できず。
結果は真冬ベストの5秒落ち、全体の11位、Expertの4位でした。
車の状態が絶好調だっただけあって、残念です。
しかし、このバイブレーションの原因を特定しなければ、次回また走ることが出来ません。やっぱりタイヤが怪しいということで、走行後によく見てみたところ、
なんと、組み付け時にバルブに合わせていた最軽点(走行前に目視確認済み)が、リアタイヤ2本の至っては約半周ズレていました。ちなみに、反対側の右リアタイヤは、ぴったり180°ズレていました。つまり、タイヤが半周ズレて、ホイールバランスがウエイト無しよりも悪化してしまい、結果異常振動に至ったということです。
ほとんどのタイヤでも多少はズレてしまうのですが、それでも5°程度です。180°近くもズレた要因としては、
1.Gredge07RSはビードが非常に固く、組み付け時にいつもより多くワックスを使い滑りやすくなった
2.組み付けた無印TE37は滑り止め加工が無い
3.タイヤ調達の都合上街乗りでの慣らしが出来なかったため、組み付け後いきなり投入した
この3つのかと考えています。
タイヤに問題、振動で結果が出せず。
初めてのエイトリアンカップと同じ結果となりました。
おまけに、元のタイヤでも新しいタイヤでも泣かされたことになってしまいました。
しかし、様子見の1周でもそれなりのタイムは出せましたし、タイムが数秒早い方と同等の最高速を記録したという結果でも車の調子が良いことを確認できたので、走行結果としては悔しいながらも満足です。
そして、宴会で肉を食べまくり、2次会でエイトリアンご一行様と席を共にし、3次会では谷田部君の若い話も聞けて、非常に楽しい一日となりました。
ご一緒していただいた皆様、ありがとうございました。
エイトリアンカップサイコーゥ!
・・・さて、次は2週間後の8チャレ。タイヤをどうしよう。
Posted at 2018/09/02 22:18:24 | |
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