久々に読んで雑感

久しぶりにマンガを読んで雑感　雨だし・・・
イニシャルＤ・湾岸ミッドナイト

湾岸ミッドナイト、ナルシスな独りよがり、しかしその形に表れない雰囲気を巧く表現した世界観は良い。
何週か前、スバリストが心のよりどころにしている数少ないエピソード「零戦＝富士重工」の図式を崩し薄っぺらさをはっきり示したのは意義あることでした。

零戦を持ち出して語るエピソードは零＝Ｚと言っているようにも見えますが、国策企業が派生技術で車を造っているのに対し、唯一車造りを純粋に求めてきたホンダと語っているように見えました。
国策として守られてきたスバルも含めた他社自動車メーカーに対して、カブから純粋に車造りを追求してF1にまで登り詰めたホンダはやはりすごい。
ホンダがターボ四駆造らないかな。ホンダファンでホンダ車買って応援したいけど買う車がないー、などという不思議な状態の人も多いのでは。

それを前にすると、スバルの驕り高ぶり関係者同士の商売で経営がバランスされているという様子は何とも酷い。

湾岸ミッドナイトが走り屋という言葉が生まれる以前を生きた人々の世界に対して、イニシャルＤは走り屋初心者のお話。
いわゆる”走り屋”初期世代３０歳～の人でイニシャルＤに感情移入できる人居るんだろうか。
リアルにその世界に浸ってた人達にはその緩いストーリーと世界観、スカしたご都合主義な主人公の様子にはむしろ拒否反応あります。
幼稚な絵本を見る思い。しかしその画は魅力あるものですが。
いずれ巨摩郡が登場するのではないか、いやするべきだ！と期待してます。

どちらの連載も読んでないけど。。。