ルートS(っちぃ)を行く
夏休み初日の日曜日、午前中南東北での仕事を終えお昼からルートSをトコトコ行きました。
まずは50号線を赤城方面へ


途中市街地を回避の為赤城南面を横切る353号へ
道の駅グリーンフラワー牧場で休憩・インプ補水
梅雨空もなんとか降らずに曇ってますが夏の暑さは十分でした。


赤城・沼田周辺の王道から一歩入ったマイナーな道
夏休み初日でしたがすれ違うクルマも居ませんでした。
北海道の”それ”には敵いませんが、高原を一直線に駆け抜ける道。
赤城の南面を横切ればこそのすばらしい風景です。
木漏れ日というには曇っていましたが、それでも木々の合間を駆け抜けるとひんやりと気持ちの良い空気でした。


果てしなく続く直線道路ですが速度を上げて緊張を高めてはせっかくの風景が台無しです。
高原に吹く風と一体になれる速度で自然に融和しました。


赤城南面から17号へ行くには川を越えなければならず、森が深く道も険しくなります。
久しぶりのフルチューンBART一号機、ヒラリヒラリとDANCING。
視界も霞むナイス横G!反則タイヤRE070ならではの感覚。

面から線、線から”点”へ
攻め込むほどに凝縮されるコーナーリングフォースの点を操る感覚!
この点を操る感覚こそインプレッサ唯一無二のモノなのでしょう


何度と続く右左へ切り返すS字コーナー
先の左コーナーに備え手前右コーナーのコーナーリングフォースはここに集中・終了させるのが正解。
意識はすでに先の左コーナーへ
フォースが切り替わる時、剛性の高い070の接地面変化から圧縮された*点*を感じる瞬間
コーナーに一つしかないひどく小さな”穴”
その穴に入る大きさにフォースを凝縮、その”点”を操り穴に入れる
BARTの境地 Beyond The Time


小さく回り込むヘアピンカーブ
小さなコーナーでアンダー挙動のインプは入り口からリアを大きく流すのが正解か。
極端なフロントヘビーでアンダー挙動もこのドリフトを作り出す為なのか


森が開け下り坂では慣性走行+α
エネルギーの無駄遣いはしません。
それでも上りは攻めた方がトータル燃費は良いようです。
インプの様な高回転前提のクルマは慣性走行とはいえたまにエンブレで回転をあげ、燃焼室の熱を掃気・冷却しオイル・ウォーターポンプを回してあげないと熱が逃げないので注意。
モツ煮日本一永井食堂
赤城南面を堪能し一般車で混み合う17号線に合流するとすぐに目的の永井食堂がありました。
5年前までスキーへのルートはこの17号を使っていましたがこちらのお店ノーチェックでした。
国道沿いにいくつもある”ドライブインの様なモノ”の風情漂う店構え、知らなければ入らないかもしれませんね。
こちらでモツ煮を食す為に食事抜きではるばるやってきたのですが・・・
なんと土日は食事が出来ずお土産のみとの事!
この周辺”食べられる店”が他にないのは十分承知しているので、精神的ダメージ大でした。
無いモノはないので仕方なく次の目的地白根温泉へ急ぐ事に。
白根温泉へ
日光方面金精峠へのルートですが17号120号を回避すべく来た道を戻り、赤城西面から北面へ。
先ほどのような誰も居ないナイス横G!が続く険しい抜け道を空腹に堪能。
薗原湖から交通量の多い120号へ合流しました。
沼田・片品・日光エリアへのルートは17号・120号を避けてこそ楽しめると云うモノでしょう。
冬季は危険なほどですがW
誰も居ない高原・峠を堪能できる、誰にも知られたくないすばらしいルートです。
白根温泉へつづく
Posted at 2006/07/25 12:07:58 |
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