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不思議な雰囲気のあったこの周辺を知っているお友達に見ていただければ良いです。(北のT氏へ)

都内某国道。丘の上に立つマンションの合間から見えたのは、谷向こうの丘が炎に包まれている光景でした。
Tさんと知り合った頃お話しした事のある場所。
丸の内線に沿った谷、交番の脇を入っていった「東京の不思議空間」周辺です。

起伏に富んだ場所で、地域住民以外入って行けない迷路のような、細い道が入り組んだ土地だからこその不思議空間でした。
それ故にこのような事態は悪夢です。
まだ消防や警察も動かず、住民の方達も谷を挟んで丘の上に位置するBARTの位置にいる人々が気が付いたのみ。
早朝の静寂に激しく燃える炎が本当に恐ろしい。

やっと消防車が到着するも谷のこちら側からは入って行けません。
あまりに恐ろしい火の勢いで、谷を挟んだこちら側から見守るほか術がありませんでした。

というわけです某氏
追記
「東京不思議空間」を代表するような歴史ある建造物「清華寮」が燃えてしまったそうだ。
いわゆる「音羽の山」裏
夜ともなれば人通りは全くなくなり、起伏のある谷に古い建物が建っている様子は昭和初期にタイムトリップしたような錯覚に陥る不思議な空間でした。
BART的には「乱歩」の世界
古い洋館や日本家屋が暗い路地裏に建ち並んでいる場所です。
外国人入居の「清華寮」で火事 (朝日新聞)
外国人寮「清華寮」から出火 (産経新聞)
「清華寮」から出火 (日経新聞)
元学生寮「清華寮」で火事 (読売新聞)
共同住宅「清華寮」から出火 (時事通信)
『清華寮』
○ 清華寮は戦前の1927年、旧台湾総督府の財団法人「学租財団」が台湾在住の日本人子弟や台湾人の留学用宿舎として建設。現在は台湾や中国の出身者ら約40人が住んでいたという。(日経)
○ 寮は1927年、台湾総督府の財団法人が、台湾からの留学生の宿舎として建設した。78年に別の財団法人に贈与されたが、敷地を所有する国との間に賃貸契約がないことから、国は「不法占拠状態」と主張。同法人に明け渡しを求めている。(朝日)。
○ 清華寮は昭和2年、台湾総督府(当時)直轄の財団法人が留学生宿舎として建設。戦後は所有権の帰属が判然とせず、課税できないなどの問題が起きていた。
近所の男性(77)は「誰が住んでいるか分からず、いつかこんなことになるんじゃないかと心配だった。内部は迷路のようで、防火対策の有無も分からなかった」(産経)
Posted at 2007/07/19 09:38:57 |
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