【製品開発】 NEOPLOT(ネオプロト) ブレーキペダルNEO ①
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
86用としては、久しぶりの新製品の開発記事となります。
アクセルペダルNEOの発売はもとより、フットレストバーNEOの発売からも3年以上経過しましたが、おかげさまで両製品とも大変多くのご支持をいただいておりまして、あらためて感謝申しあげます<(_ _)>
今回ついに!というか、やっと!というか、温めておりました「ブレーキペダル&クラッチペダル」の開発状況をお知らせしたいと思います。
2
ノーマルペダルと3Dプリンターで製作したモックアップとの比較。
基本的にアクセルペダルNEOの「円弧形状によるシューズソールとペダル面の自然な接点移動の創出」の考え方と、フットレストバーNEOの「足裏拇指球とのコンタクトポイント形成によるグリップ感の創出」の考え方を、ブレーキペダルに反映しています。
新製品の開発にはかなりの時間がかかりますが、今回も同様「設計 → 試作 → 検証 → 設計変更検討」を繰り返しました。
というか、まだ最終検証真っ只中ですが・・・。
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デモカーBRZに3Dモックアップを装着。
半透明な部材ですので存在感がありませんが、製品はアルミの削り出しにしますので、アクセルペダルNEO同様な存在感が演出できると思います。
今までのNEOPLOT製品については「穴あけ加工」を避けてきました。
今回も色んな取付方法を思案しましたが、安全性、耐久性、取付性、ノーマル部品の個体差、異音発生懸念などなど・・・、様々なことを勘案してペダル本体への穴あけ加工を選択しました。(ボルト&ナットで固定)
取付方法としては、ゴム成形品のペダルパッド(アルミペダルも同様)を外す。
→ 電動ドリルで穴をあける。
→ ブレーキペダルNEOをボルト&ナットで取り付ける。
車両の代替や転売の時はノーマルペダルを元に戻せば、加工の痕はわかりませんのでご安心ください。
4
続いて、このペダルの特徴についてご説明します。
【ブレーキング開始】
ペダルに対する右足のアクセスが気持ちイイ!
足裏の感覚でベストポジションに添えられます。
※シューズソールの変形をご覧いただくと分かりやすいと思います。
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【ブレーキング初期】
足裏拇指球と足指で凸部を掴むような感覚!
初期タッチが良く、そのタッチの感覚からペダルストロークも分かりやすいので、細かなコントロールがしやすくなります。
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【通常ブレーキング~停止】
凸部の頂点が足裏拇指球と強く接触し、確実なブレーキングを感じ取れます。
【ハードブレーキングの始まり】
凸部の頂点をスタートにペダル面の円弧との接触点の移動が、スムーズで強力なブレーキングを実現します。
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【超ハードブレーキング】
踵が上がるほどのハードブレーキング状態でも、グリップ力が良く、その面圧を感じ取れます。
以上となりますが、
いわゆる、このペダル面の形状が「気持ちのいい!ペダル!」を感じさせるということです。
また、このペダルに関してはクラッチペダルにも共通で使用でき、性能面ではミートポイントの分かりやすさから、半クラッチのしやすさの優位性が、複数の開発スタッフからの突出した評価となっています。
加えてペダル面形状から、反復運動でもあるクラッチ操作のスムーズも印象的で、その商品性を確認しています。
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オートマチック車用も開発中です!
この画像はレヴォーグですが、86用も同形状となります。
特徴として、左足ブレーキを積極的に使用される方にも喜んでいただけるよう、左側に30mm幅を広げた仕様としています。
こうして現在、フットレストバーNEOとの位置関係もさることながら、アクセルペダルNEOの設計との整合性も突き詰めながら製品化を進めています。
商品として発売できるのは早くて今年の12月かなぁ~。現在最終の詰めを行っておりますので、もうしばらくお待ちください。
商品名は「NEOPLOT(ネオプロト) ブレーキペダルNEO」!
よろしくお願いいたします!
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